病気は治らないし、健常者には戻れないし、余命を数える歳になったなと思う。


縄飛びだって、二重跳びはいつの間にかできなくなっていたし、ほうれい線は刻まれてしまったし、おでこにも薄っすらとしわができたような気がする。


この先は、以前みたいな恋愛なんてしないだろうし、出会いもなかろう。


お洒落もメイクも、本当に自己満足でしかなくなってしまうのだなあと思うと悲しいというか、諦めとか後悔のほうが大きい。


もう、若くないし、余命を数える歳になったんだなと思う。


この先楽しいことなんてあるのかな?


たぶんないと思う。


それでも仕方がない。


逆らいようになかった人生だもの。


でも、あの人が私と出会ったのは、私の年齢なんだよね。


今でも誰かいるのかな…


そんな取り留めもないことを考えている。



24時間テレビの欽ちゃんのドラマを観ようかと思ったけど、どうやらそんな気分でもなくなってしまった。


すごい人はいつまでも凄い。


どうでもいい人は、ずっとどうでもいいまま。


この世は一切苦厄というのだけは本当だと思う。


仏教がどうとか、釈迦がどうとかは詳しくわからないけれど、やはり釈迦は正しいのだと思う。



自分を愛しなさい。

自分を大切にしなさい。


私は愛されたいし、大切にされたかった。


まずは自分で自分認めなきゃいけないのにね。


私にはそれができない…