こんばんは星空
 
今日も1日お疲れ様です爆笑
 
今日は1月17日。
 
阪神淡路大震災から
早いもので26年が経ちました。
 
早いですね…26年。
 
当時、小学生だったいちごですが、
今でも色々な事を鮮明に覚えています。
 
その時の状況とか
音とかニオイとか
何って言うんだろう…
なんだか、そういう感覚的なやつ。
 
とても覚えてる。
 
いちごの住んでいる地域は
特に火災が酷かったんです。
 
一瞬のうちに炎があがり、火が回り
隣の家も、その隣の家も
そして隣の町まで
どんどん燃やしていっちゃう。
 
こんな火、消えるはずなんてない、って
みんな思いながらも…
川から汲んできた
バケツ一杯の水を
家に向かってかけたり。
 
今思い出しても、
涙が出てくる。。。
 
どうしようもないのに
なんとかしなければいけない。
 
みんながそんな気持ちだったと思う。
 
 
燃えてる家の中から
聞こえるんだよね…。
 
助けて!熱い!
 
って叫んでる声が。
 
だけど
助けに行こうとする大人がいると
別の大人がそれを止める。
 
その火の中に入ってしまえば
その人もきっと帰らぬ人となる事を
みんな分かっていたから…。
 
自分の子どもが燃えているのに
助けに行く事が出来なかった親は
たくさんいる。
 
誰が悪いわけでもない。
だけど…
幸いにも助かったいちご達は
なぜお前らだけ生きてるねん!
と言われて罵声を浴びせられるのは
日常茶飯事だった。
 
でも、子どもなりに
理解していたから…
 
ゴメンなさい…
 
そう、いつも思っていた。
 
 
助けて!って声が消えた時に
 
死んじゃったんだな…
 
そう思いました。
 
そして、次に対面するのは
遺骨となってから。
 
焼けきらずに
形が残っている場合は
小学校の遺体安置所。
 
26年前なのに
こんなにも鮮明に
記憶が出てくるのは…
複雑だったりするね…。
 
 
 
毎年、神戸の東遊園地にて
 
1.17のつどい
 
が行われています。
 
ここで毎年、
プチ同窓会が開かれます。
 
約束して会うわけでもなければ
普段から頻繁に
連絡を取り合っているわけでもない。
 
だけど、
 
一緒に目の前に広がる火の海を見て
一緒に泣いて
一緒に苦しんで
一緒に無理やり笑顔を作って
一緒にがんばろう、って言ってきた
 
そんな仲間。
 
そんな仲間の顔を見るだけで
涙が出てきちゃうえーんハート
 
26年でいろんな出会いがあり
みんなそれぞれの人生を歩んでいる。
 
だけど。
 
やっぱり
この時の経験を共有出来るのって
この仲間しかいない。
 
そう、みんな思ってる。
 
だから、みんなある意味
家族よりも大切な仲間だったりする。
 
だけど、今年は…
 
コロナウイルスの事もあり…
いちごの体調のこともあり…
 
「いちご、今年はお留守番しときなさい」
 
「俺らが代わりに行くから。な?」
 
と無理矢理!?納得させられて
 
いちごはお留守番となりました真顔
 
だけど、みんながそれぞれに
写真や動画を送ってくれたので
それで満足ですウインク
 
 
 
毎日色んな事があるけど…
 
生きてりゃそれでいいじゃん。
 
ちっちゃい事なんて
もぅいいじゃん。
 
人がなんて言おうったって
もぅどーでもいいじゃん。
 
(え。なんで関東弁?笑)
 
って思ってしまうんだよね。
 
27年目が始まります。
いちごにとっては、
1年の区切りが今日なんです。
 
1月にお正月を迎えると
毎年どこか
そわそわした気持ちになります。
無意識のうちに
この日を意識してるのかもしれません。
 
 
今年も一年、見守ってね。
 
 
お空にいる
たくさんの友達、知り合いが
見守ってくれていると
思ってます虹