2011.3.11


僕はジャガイモを植えていました。


無農薬で育てて、加工して販売しようなんて言いながら仲間と集まって。


全部植え終わって、写真撮ろうと携帯の液晶を覗くと画面が上手く定まらない。


「めまいか?」と思って液晶から目を離すと周りがグラグラ揺れてて、電線がビュンビュン波打って.....


なんだよ!デカい地震だなってみんなと話してましたが、携帯繋がらなくて不安になってなんとかメールは出来て伊豆近辺に被害が無いのを確認できました。


「千葉の石油化学コンビナートが燃えてるって!」


誰かの言葉にそんなに大きな地震だったのかと思いはしたものの、まさか東北があんな事になってたなんて.....


あれから1年。


時が立つのは早いですね。


ちっちゃな正義感から被災地を訪れて、出来ることをさがして歩き回っているうちに1年経ってしまいました。


多くの被災地を訪れて、その場所の変化を見るうちに現場に必要な物資や協力がどんどん変化して行って、だんだんと笑顔が増えていきましたね。


今回の震災で多くの事を学びましたが、避難所の在り方とか、コミュニティいの作り方とかテクニカルな部分より、いろんな人と人のつながりって言うか、人間の肉声やふれあいがどれだけ疲弊した人たちを励まし、癒すことが出来るのかを感じる事が出来ました。


「うちら見捨てられてない。」


「来てくれるだけでありがたい。」


こんな言葉が存在する地域が本当に有ったのです。


日々状況の変わる被災地の皆さんをどこまで勇気づけられるかわかりませんが、僕の被災地支援も少し形を変えて次のステップに向かいたいと思います。


テーマは経済復興支援すいかひまわり式。


みなさんのご協力を仰がせていただければと思います。


どうぞよろしく!


そして3.11という大きなイベントを終えて被災地の現状が伝わりにくくなって震災が風化されないように....切に願います。