1.存在

完全という蓮の葉に座っているこの裸の人は、夜空の美しさを見つめています。彼女は「わが家」
というのは外の世界にある物質的な場所ではなく
くつろぎと受容れること、内なる質だということを知っている。

この世の生きるすべては私たちの兄弟姉妹です。
人間は個人的なことがらを追い求め、必要なものは闘って獲得しなければならないと信じてるから
そのことを忘れがちです。
究極的には個として分かれてるという私達の感覚は幻想にすぎず、心の狭い先入観によって作られたもの。
今こそどこにいようとも「わが家」にいると感じる、その並外れた贈りものを受け入れるようにしているかどうか、見てみる時です。
もし世間が自分を捕まえようと躍起になっていると感じていたら、ひと休みする時です。
今夜は外に出て星たちを見ましょう。

あなたは偶然の産物ではない。
存在があなたを必要としている。
あなたがいなければ存在の中で何かが見失われ、代わりをつとめることができない。自分がいないと全存在が寂しく思うということが、あなたに尊厳を与える。星や太陽や月、樹や鳥や大地
宇宙のあらゆるものが、あなた以外の誰かでは埋めることのできない小さい空白を感じるだろう。

これが自分は存在とつながっていて、存在は自分の面倒を見てくれてるという途方もない喜び、満足をあなたに与えてくれる。

ひとたびあなたがきれいになり、澄みわたったら、あらゆる次元から自分に降りてくる途方もない愛をみることができる。

裸の女性は何もせず、何も着ず、ただそこにいるだけでいい。安心して安らいでいる。大切な人。どんな状態でもそのままで愛されている。
必要とされている。そのままのあなたでいい。
あなたはあなた、代わりはいない。ありのままの自分で大丈夫。ありのままの姿を見せて、ただ存在してるだけでいい。唯一無二の存在だから、そこにいるだけでいい。
ありのままの自分を自分が認め、愛し受け入れてあげて。
あなたはそのままで愛される大切な人。


それだったらどれだけ幸せか。
そうできないから苦しんでいる。
周りのため、役に立たないと存在価値などない。
周りに気遣い、心地よく過ごしてもらわないと、
それが人としての役目でしょ。
あなたはなぜしないの?
もっと着飾らないと見下される。
もっと役に立たないと。何もしないなんて存在価値などない。あなたはいいな。あなたはそれだけで愛されてずるいな。
私だってありのままで愛されたいのに。
それだけじゃいけない。
それは許されない。役に立って、人の機嫌をとって笑わせて、心地よくしてあげないと、何もしないなんて許されない。

これが私の心の奥底にあった本音の部分。
ありのままではいけない。認められないと思っていた本音の部分。そこに気づかないと先には進めない。そう思っている自分に気づき、そうしなくても本当は大丈夫だと自分に教えてあげて。
自分の本音の部分に気づかないまま、言葉を投げかけても納得しないし、何もかわらない。
もうそこまで頑張らなくても、大切な人なんだと
自分で自分に教えてあげて。
自分を癒してあげて、今までよく頑張ってきたと褒めてあげて。
それでもむりなら、寝る前のアファメーション。
寝る前に起きた時のボーっとした状態のアファメーショは抵抗が少ないから。