数年前に博多湾内の遊漁船に10分足らず乗ったとき、救命胴衣を着せられたなあ。
着ないと出せないって。

若い女性はこんなの着たくないと文句たらたら。
すみませんが着ないと乗せられないんですよ、と船長が言うと、渋々着てました。


能古島へふらっと遊びに行こうと思って渡船場にきたら、次の市営渡船まで約二時間なくて乗ったけどねえ。



遊漁船や博多湾辺りを渡すときの料金は取り決めがあり、料金表が貨客船許可証とともに船内に。



昔、琵琶湖だったか、プレジャーボードが転覆しての死亡事故以来、救命胴衣は必須と法定されたはず。




知床半島や関門海峡でのプレジャーボードによる遊覧船は、客全員に救命胴衣を着せていました。



遊漁船でよく釣りに行く知人は、釣り具店で購入した救命胴衣を着ていくそうです。
浅瀬でもいきなり波がくるから、釣りの間は着てると。
防波堤なら、いらないけどねえ、ということ。



そういえば、新門司から神戸へ向かうフェリーで、汽笛がけたたましく鳴り、船が大きく傾いて急制動が強くかかったこともあったなあ。
就寝間近で
「針路上のすぐ前を漁船が横切り、よけました。お客様に不安になる思いをさせて申し訳ありません」
というアナウンス。

翌朝、船員に聞くと
「漁業に夢中で、ふらっと入ってくることが時たま」
と苦笑していました。



他から聞いたところによると、大型船が通る航路は限られるから、小型船舶は避けるとも。
タンカーとかから出す波でも沈む可能性があると。




……今回はどうなんでしょうか?
救出された人たちは救命胴衣をつけてなかったという報道。




救命胴衣は着けておくのは常識だと思う。


それとも、魚群を発見したから、釣りはじめちゃったのかねえ。







■釣り船4人、救命胴衣なし=業務上往来危険容疑で捜査―「おおすみ」衝突事故・海保