背泳の指導(6) | 水泳道のブログ

背泳の指導(6)

◆いよいよ背泳ぎ


両手でかかせる(指先を伸ばすことと、最後までかくことを徹底する)


入水したら、指先を伸ばし、肩を沈めるように指導します。
※肩を沈めるというのは水泳道ならではの指導方法になります。

この時指先が、沈み過ぎないように、背伸びをするようなつもりでと指導してください。

また、背伸びをするタイミングは、反対の手をお尻の下まで水をかくときと教えます。


■背泳ぎのポイント


1) 手をしっかりお尻の下までかく


2)最後までかくときに、反対の腕をしっかりと伸ばし指先を伸ばす


3)前回の要領でしっかりと肩をまわすように指導します。


4)キックは小さくしっかりと蹴らせます


ここまでで、基礎が出来上がっているので、後は泳ぎを見ながら、1つずつのポイントが身につくように回数を重ねていくだけで見違えるように上達していきます。


早く楽に泳がせるには、腰からお尻の下まで、しっかりと水をかかせること、そしてそれ以外は、指先、つま先、ヒジなど、身体を伸ばすために筋肉を使わせる以外は、リラックスさせることです。特に肩は柔らかくまわせるよう、繰り返し指導してください。


この背泳ぎの基本は、息継ぎを除き、全ての泳ぎに共通するものばかりです。この時点で、しっかりと基本が身についていれば、他の泳ぎに移った時に、非常にスムーズに泳法をマスターさせることが出来ます。


生徒達が、目をキラキラとさせながら、他の泳ぎを覚えたくて、ウズウズしている姿は指導員冥利に尽きるでしょう。


次回から、クロールの指導に入ります!


 

目次