わるいゆめよりたかく。 -3ページ目

わるいゆめよりたかく。

よかったこと、わるかったこと、いろんなことをかきます。



1日に何度もブログを更新してしまうのは何故でしょうかね。


今日はとても穏やかに過ごせました。


11時頃に野田を出まして、久々に大宮方面へ行き、川口リリアに行ってきました。


川口市・アンサンブルリベルテの演奏会でした。


吹奏楽コンクールにて3年連続金賞受賞、通算14回目の金賞だそうで。
これってかなり素晴らしいことですよ。


私が所属していた春日部共栄吹奏楽部は、吹奏楽コンクール全国大会で何度も金賞を頂いている部です。とても誇らしい。


自分が3年生の時は、吹奏楽連盟の規定によりコンクールに出場することができませんでしたが、後輩も努力をし、全国へ行ってくれました。
出場すらできなかった私たちの思いを背負って。


その、歴史ある我が部でも、リベルテの名を知らない者はいなかったと思います。


リベルテには、私の代の仲間が4人所属しています。


ほるんファミリーであるあやめと康ちゃん、一番私の悔しさや喜びを理解してくれたA.Saxのしおり、いつでもみんなを励まし高め合おうと先頭に立ってくれていたOb.の歩実。


道中で差し入れを4人分買って、川口へ行って。
懐かしい共栄吹部のメンバーも来ている人がいて、康ちゃんママにも久しぶりにお会いできて、演奏始まる前からなんだかいい調子で。


本編が始まって、涙が出てきた。


嘘だろ、って思われるかもしれないけど、あやめの音も康ちゃんの音もしおりの音も歩実の音もすぐ分かった。
とりわけあやめと康ちゃんは本当にすぐに。

3年間ずっと同じ教室で一緒に練習してきたんだもんね。


あやめの音は、すごく繊細で、でも本当に美しい響きで。


康ちゃんの音は、力強くて広い響きで、でもどこか優しくて。


現役の時からずっと、しおりの音が大好きで、久々に聴いたけどやっぱり大好きだった。


歩実の安定感と正確さと奥深い響きも懐かしくて。


過去に戻りたいなんて思わない、って言ったけど、高校3年間の吹奏楽部には戻りたいって思っちゃうかも。


私は本当に吹奏楽が好きです。
小学生の時にホルンを始めて、それから9年間ずっと続けてきた。


ずっと続けていたかった。
でも、現役の時から、高校を卒業したら続けられないのは分かってて。


今日、仲間がステージの上で変わらず演奏している姿を見て、何で私は演奏することを止めてしまったんだろうって思った。


後悔なのかもしれない。


だからと言って、今の目標を諦めてもう一度吹奏楽を突き詰める、なんていうのはできなくて。


吹奏楽も好きだけど、今の私がいるこの世界も好きな訳で。


就職したらそれこそ練習時間なんてとれないし、一般企業みたいに休日が決まってとれるはずないし、楽団に所属したところでそこでの仲間に迷惑かけることしかできない。


てかね、現役の時から私はずっと仲間の足を引っ張っちゃってて、それが心苦しくて。
だから止めちゃったのかもしれない。


大好きなことだけど、その分やっぱり辛いことも沢山あって。


思うことはいっぱいあります。


今、私たちの最後の定期演奏会のCDを聴いていて色んなこと思い出しました。


白鳥の湖を聴いて、バトル練習を思い出した。

それぞれのパートを歌いながら踊って、その役割の通りに前へ出たりして、曲のイメージや各パートの役割を全員で理解するっていう練習。

なんか馬鹿みたいに聞こえるかもしれないけど、バトル練習のあとって案外いいバランスがとれたりしちゃって。
ぎゃーぎゃー言いながら、でもちゃんとみんなで考えながら一生懸命歌って踊ってた。


あと、全体のレッスンをしてくださった先生がとても厳しい方で、でもその先生が重んじていた常識とか礼儀とかってすごく大切なことで、今とても助かっています。

中学生の時もなかなか厳しい部だったから、意思表示やら挨拶やらが当然なのは勿論分かってた。
でも先生はそれ以上にきちんとした礼儀や常識を教えてくださって、それが演奏にも生かされていたんだなって、今になって気付きました。

3年間、本当にありがとうございました。


白鳥の、「四羽の白鳥の踊り」で、隣同士で手を繋いでバレエまがいなダンスしたのも先生のレッスンの時でしたね。
最高にいい思い出です、今となっては。笑


懐かしい私の青春、吹奏楽。

続けていないことを後悔してるけど、後悔してない。


今日みたいに時々仲間の演奏聴いて、色々リセットするくらいがいいのかも。


明日、相棒のるいちゃんを吹いてみようかと思います。
まだ鳴らせるかな?


すごくいい1日でした。