１１２３（兄さん）×古代文字

１１月２３日　太陰太陽暦１０月２８日　

壬午（みずのえうま）　皇紀2671年

勤労感謝の日ですから

いい夫婦の次はっ

いい兄さんとはいかないか。

誰もいわないだろうけど…『兄』大事！

兄さんも兄弟もいないけど

兄の古代文字は重要なのです！

『祝い』というめでたい文字にも

兄は含まれています。

（口）＋（人の姿）

この口を（さい）と呼ぶ。架空のいれものである。

祝詞をおさめる器を示し（白川翁説）

それを掲げる重要な役目をもつ人を兄と呼ぶ。

長兄は神事を掌（つかさど）るもの、

すなわち『祝』となるべきものであった。

甲骨文・金文の字形には、

袖飾りをつけて舞い祈る意味を示す兄や（上記）

跪く形の兄（下記）がある。

兄は神事に従うものであったことが知られる。

そして村上春樹の小説『１Ｑ８４』のＢｏｏｋ１にも

でてくるから驚きだ。ふかえりと天吾がはじめてあったとき、

天吾が「両手で、空中にある架空の箱を支えるようなかっこうをした。

特に意味のない動作だったが、何かそういった架空のものが、

感情を伝えるための仲立ちとして必要だった」と…

架空の箱、架空のもの

まさしく白川文字学でいうサイ（祝詞をおさめる器）である。

このように

作家や、芸術家にも浸透している。

古代文字は２１世紀の表現において

重要なメッセージをもっているのだ。

にいさん、にいさんず。２・３'ｓ

休日には労わろうね。

どうぞパパの手の歌ですよ。

＜歌：忌野清志郎＆２・３'ｓ「パパの手の歌」 ＞

｛昼間のパパは～｝とは　ちょっと違う（笑）その曲ではないです。

勤労感謝の日！パパの手は文字を書いたりしていま～すっと。