2月17日に博多座とキャナルシティ劇場をハシゴしてきました
まずは、博多座昼公演
『磯異人館』は、以前九州新幹線全線開業記念で博多座で上演された時以来。
勘三郎丈が休演だったなー思い出しました
そのときは、こんな配役でした。(敬称略)
岡野精之介:中村 勘太郎(勘九郎)
琉 璃:中村 七之助
岡野周三郎:尾上 松也
五代 才助:市川 猿弥
今回の配役は
岡野精之介:中村 橋之助
五代 才助:尾上 松也
琉 璃:中村 児太郎
岡野周三郎:中村 福之助
他
ハリソンは、前回も今回も片岡亀蔵
今回は、前から2列目!!
上手側ブロックでしたが、中央に近い良席でした。
博多座会に感謝〜〜〜。
今回の観劇で、とても印象的だったのが、松也丈
出てきた瞬間に舞台が明るくなるのを観たのは、久しぶり。
なんかねー、松也丈のところだけ明るいの。
歌舞伎は舞台全体を観るのが好きなので、
三階席が多かったから、気が付かなかったのかもしれないけど
松也丈ってこんなに華がある役者さんだったのねー
エリザベートで観たときは、声が印象的だったのを覚えていたけど
今回も舞台上、とっても通る声が素敵なこと!
前回の観劇では、岡野兄弟+琉璃ばかり眼がいってしまい
五代の印象は正直あまりなかったのだけれども
今回は五代にやられてしまいました
もう圧巻な松也丈でした
『お染の七役』
今回はこちらがどーーしても観たくて
A席 15,000円を奮発したのでしたが、
観ることができて、ほんっとに良かったー
七之助丈、とってもとっても素敵なのですよ
声の使い分けから、それぞれの役の所作から…etcetc
いつものことながら、華のある役者さんなのです
七之助丈や勘九郎丈も
やっぱり舞台に出てくると、そこが明るいの
お芝居自体は、早変わりもあったり、
かと思えば、じっくり魅せてくれるところもあったり
観に来て良かったーと思わせてくれる舞台でした
配役は(敬称略)
油屋娘お染:中村 七之助
丁稚久松
許嫁お光
後家貞昌
奥女中竹川
芸者小糸
土手のお六
鬼門の喜兵衛:中村 勘九郎
石津久之進
佐々木源八
船頭長吉:尾上 松也
油屋多三郎/女猿廻しお作:坂東 新悟
千寿姫:中村 児太郎
成田大膳:中村 橋之助
奴三平:中村 福之助
他(敬称略)
あと、この日はオリンピックの
フィギュアスケート男子(シングル)のフリーの日
羽生君の金メダルがとっても気になっていたけど
ちょうど、博多座で観劇中だったので、
終演後にチェックと思っていたら
なんとちょうどお染の七役の上演中に
「速報、速報! 羽生が金、宇野が銀」
みんなで万歳三唱でした
こういうアドリブがOKな、歌舞伎の自由さが好きー