アラサー世代にとって、アンチエイジングも気になる頃だけど、
今もっとも気になるのがニキビ。
もうすっかり大人と言える年齢のため、これは「大人ニキビ」。
ホルモンバランスの崩れから顎回りや頬など、男性の髭が生える部分にできやすいと言われている。
ニキビというのは本当にやっかい。
どんなにキレイに身だしなみを整えても、ニキビがあるだけで台無しになってしまうのだから。
そこで、今日は大人ニキビの原因についてご説明しようと思う。
ニキビを退治するには、まずは原因を追究する。
敵を倒すには、まず敵を知ることから、というところだろうか。
大人ニキビ原因① ストレスや不規則な生活
大人ニキビの一番の原因と言われているのがこれ。
ストレスや不規則な生活である。
といっても、ストレスがあると100%ニキビができるわけではない。
ストレスや不規則な原因により、体の不調が起こるのが原因である。
人の肌というのはターンオーバーといって、肌細胞が一定の周期によって生まれ変わるようになっている。
しかし、ストレスや不規則な生活によりその周期が乱れ、きちんと細胞が生まれ変われなくなり、角層が厚くなり毛穴が詰まってしまうことにより、そこからニキビが発症するわけだ。
ターンオーバーが乱れている状態のため、肌全体のバリア機能も低下しており、一度ニキビができてしまうと治りづらく、繰り返しできてしまうことになる。
また炎症が悪化しやすく、すぐに化膿したりしてしまう。
大人ニキビ原因② タバコ
タバコは百害あって一利なしといわれているだけあって、大人ニキビにも悪影響しか及ぼさない。
タバコに含まれるニコチンという物質がもっとも悪い原因。
このニコチンというのは、体内のビタミンCを破壊するのだ。
ニキビができたときに炎症を抑える役割をするのがビタミンC。
その大切なビタミンCを破壊してしまうのだから、ニキビが悪化するのは当然である。
またニコチンは血管を収縮させるはたらきがある。
血管が収縮してしまうと、酸素や栄養が肌細胞には行きわたらない。
酸素や栄養素など、燃料がない状態では肌は正常にターンオーバーができなくなってしまう。
ターンオーバーができなくなると?
そう、先ほどご説明した通り、ニキビになってしまうわけだ。
大人ニキビ原因③ 紫外線
最後の原因となるのが、紫外線だ。
紫外線というとシミの原因ということを真っ先に思い浮かべるだろうが、ニキビの原因の一つなのだ。
紫外線というのは、浴びると角質を厚く、肌をかたくしてしまうのである。
角質が厚くなると、ゴワゴワとした質感だけでな、毛穴を詰まらせてしまうため、これがニキビへとつながるのだ。
紫外線というのは、シミだけでなくニキビまでもを作り出す、恐ろしい存在なのである。
いかがだっただろうか?
今回はニキビの主な原因をご説明した。
知っているものもあれば、知らないものもあったのではないだろうか。
これで敵であるニキビの性質は知ることができた。
次回、その敵に立ち向かうための対策を考えよう。