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【税理士事務所の選び方】
第四話 願書を出す前にやること
こんにちは![]()
これまでの記事を読んでいただければ、
自分がどんなことをやりたくって、どんな規模の税理士事務所に入ったらいいのかわかってきたかと思います。
狙いが絞れれば、あとは資格専門学校の求人や合同説明会、税理士事務所のHPなどから求人情報を探しましょう
しかし、安易に面接を受けちゃいけません。
仕事に就くのも大変ですが、万が一、合わない事務所に就職してしまったら辞めるのも大変です。
ですので、願書を出す前に、しなくてはいけないことがあります。
それはネットでその事務所に関する情報を収集することです。
事務所の設立からの経緯や、事務所の男女比、職員の資格取得状況など。
入ってみたはいいが、その事務所が某掲示板でブラック認定されてるなんてことはよくあります。
また、ネットの情報はどこまでが事実かわかりませんので
「そんな可能性がある」とぐらいに思っておいてください。
また、「事務所の職員が若い」とアピールする事務所がありますが
事務所の所長が40~50歳、職員が皆20歳代というのは
単に職員の入れ替わりが多いというのを物語っているだけですね。
同じように「女性が多い職場」というのも気をつけなくてはいけないです。
所長が男性の場合、故意的に女性を採用していたり、
所長が女性の場合、男性の離職率が高い可能性がありますね。
だいたい男女比は8:2から6:4くらいがちょうどいいのではないでしょうか。
また、これは出来ればやって欲しいということなのですが、
願書を出す前に一度事務所を見に行ってみてはいかがでしょうか、
出来れば19~22時くらいが良いと思います。
何をするかと言うと・・・
残業の有無を確認するのです。
また、事務所の立地状況の確認にもなります。
私の経験では5月の決算シーズンに某事務所を確認したところ
夜の24時まで残業していたところがあります。
(さすがに願書を出すのを止めました)
また、「駅から3分」と書いてあったのに、実際には15分かかるところもありました
(全力疾走しても3分は無理です)
なので、時間に余裕があれば実際に事務所を見に行ったほうがよいかと思います。
一回行っておけば入社試験の当日に、道に迷うこともないですし(*^▽^*)
今日のところはここらへんで
では、また (-^□^-)ノシ
次回「第五話 入社試験の心構え」につづく
【税理士事務所の選び方】
第三話 業務の内容
こんにちは![]()
今回は、税理士事務所の業務の内容についてお話したいと思います。
税理士っていったい何をする人なの?という方や
税理士事務所に就職しようとしているんだけど、どんなことやるの?って方を対象に書いていきます。
一番多い業務としては、法人の月次、決算、申告です。
これは、どんな規模の事務所であっても請け負っているはずです。
(まぁ、相続しかやらないなんて税理士法人もありますがwww)
月次と言っても、クライアントに訪問するスパンはまちまちで、
月1回~年2回くらいまであると思います。
もちろん訪問スパンが短いと、顧問料は上がります。
だいたい、訪問して財務状況を把握し、アドバイスします。
また、クライアントによっては会計処理や消費税の処理を確認し、適正に修正します。
二番目に多い業務は個人の確定申告です。
事務所によっては、作業者一人に対して30人の確定申告を行います。
申告が3月に固まるため、相当大変です。
上の2つの業務だけだと、忙しい時期に偏りがあるんじゃない?と思われた方・・・正解です。
税理士事務所は基本2、3、5、10月が忙しいです。
(法人の申告が2、5、10月に多いためです。)
じゃぁ、それ以外の時期は何をやっているの?ってことですが
それは事務所によると思います。
月次だけしかない事務所、記帳代行を行っている事務所、給与計算やっている事務所
相続税申告をやっている事務所、法人の決算をうまく配分している事務所などなど
では、次は作業方法についてお話します。
事務所によって違うかと思いますが、基本的には業務はチームで行います。
つまり、少なくとも作業者と確認者がいるということです。
一人が決算を組んで、それを上司に確認してもらう。
なので、いい税理士事務所に就職できたとしても、嫌な上司と組むことになってしまった、というのはよくあることで
これについては、運としか言いようがありません・・・・
ところで、今の時期は税理士事務所の就活シーズンの勝手に思っています。
具体的にいえば、4~7月ですかね。
なぜかと言えば、試験前で就活する人がいないからです。
一方、試験専念するため事務所を離職する人が少なからずいるはずです。
(私もその一人ですし)
試験後になったら就活者が続々と増加し、完全な買い手市場になりますし、
合格発表後の1月に入社した場合、入社後すぐに確定申告時期に突入するという弊害もあります。
なので、4~7月が就活シーズンだと思います。
では、また次回
次回「第四話 願書を出す前にやること」につづく
【税理士事務所の選び方】
第二話 税理士法人、事務所の規模
こんにちは![]()
前回、このような記事を書くといった概要を掲載した結果、
意外とアクセス数が増加したことから
皆さまの中にも税理士業界について知りたい人がある程度いることがわかりました。
とりあえず、私の知る範囲で、皆様の役に立つ情報を提供していけたらと思っております。
では、税理士業界の全体像についてお話いたします。
税理士事務所と言いましても、その規模により大きく分類して3種類に分かれていると思われます。
(「税理士事務所」と「税理士法人」といった表現の違いについては気になさらずに・・・)
①小規模な個人事務所
②国内中規模の税理士事務所、税理士法人
③国際的な大規模税理士法人
この3種類はそれぞれ特徴があって、税理士事務所に就職する前に絶対に把握しておく必要があると思います。
まず①小規模な個人事務所は、事務所の人数規模は約10人以下のこじんまりとした事務所です。
この規模の事務所は、所長のワンマンで営まれていることが多く、
事務所のすべてが所長を中心に動いています。
つまり、所長の良い悪いで事務所の良い悪いが判断できるということです。
また、人数が少ないため直接お客様に接する機会も多くなると思います。
逆に人数が少ないため、同期入社の人も少なく、後輩ができるのもだいぶ先になるといったデメリットもあります。
わりと長期間独立せずに就職する方や、堅実に事務所を選びたい、といった方にはこの規模が良いと思います。
次は②国内中規模の税理士事務所、税理士法人です。
この規模は職員数が10~100人程度の事務所をいいます。
このぐらいの規模になると、所長の「色」というのは多少薄れてくると思います。
(まぁ、中には所長や創業者を崇拝してやまないところもありますが・・・)
また、規模が大きくなると一つの事務所の中に、いくつかの部門がある場合があります。
たとえば、相続税専門の部門や不動産関係特化の部門など、
これは、事務所にもよりますが、基本的には選ぶことができません。
したがって、法人顧問がやりたくって入所したのに、相続税の部門に配属されたりするわけです。
入所後の部門移動というのも基本的は難しいのではないかと思われます。
最後に③国際的な大規模税理士法人です。
これは、外資系監査法人の子法人の税理士法人です。
今現在国内にはKPMG、トーマツ、E&Y、PWCの4社があります。
(とりあえず略称で記載しましたが正式名称が不明でしたらコメントください)
この規模になると職員数は100人以上になってきます。
業務も上場会社の顧問や国際税務などが多くなってきます。
また、事務所自体の良い悪いというよりかは、
入所して配属された部門が自分に合うか合わないかになってしまいます。
したがって、こればかりは入ってみないとわからないですね。
ただ、この規模ですと給与面では一番良いと思います。
(その分忙しいとも聞きますが・・・・)
まぁ、この規模の事務所に所属するというのはある種のステータスでもありますから
ダメもとで入社試験を受けてみるという方が多いと思います。
では、長文になりましたが、税理士事務所の規模の説明は以上です。
私も初めて税理士事務所に就職したときは、事務所選びでいろいろと悩みました。
最終的に判断要素となるのは、給与面や自分がどのような業務、分野をやりたいのか、
そして、その事務所の風土が自分に合うのか、といった点でした。
皆様が後悔のない事務所選びが出来ましたら、それが私にとって幸せです。
また、これを読んで疑問がある方はコメントを頂ければお応えしたいと思います。
では、また次回・・・
次回「第三話 業務の内容」につづく
