3月10日 (木曜日)
今夜のお月様は 【上弦の月】 (弓張り月 ・ 半月 とも言います)
19時06分 撮影
【上弦の月】 と【下弦の月】 との違い
上弦や下弦の名前に使われている弦(つる)というのは弓に張る糸のことで、
半月の形が弓に似ていることから、弓の真っ直ぐな部分である「弦」の漢字が
用いられたと言われています。
そして上弦と下弦の名前の由来は諸説ありますが、有名なものは下記の2つです。
1つ目は、新月を含む日を1日とし、月の満ち欠けで1か月を定める太陰暦を
使っていた時代に、月の前半(上旬)の月を上弦の月、月の後半(下旬)の月を
下弦の月と呼んだというもの。
2つ目は、西の地平線に沈む時に、弦(半月の真っ直ぐな所)が上に位置しているか、
下に位置しているかでどうかでつけられたというもの。 上弦の月は直線部が上で、
半円部が下の状態で沈んでいきます。 このため弦の部分が上で沈む月を上弦の月、
弦の部分が下で沈む月を下弦の月と呼んだというものです。
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