今日は人生に残るくらいのとても良い日だった。

長年苦しんできた価値観と、ようやく縁を切ることが出来たから。

ずっと、社会に刷り込まれてきた、恋人がいないといけない、という価値観。

多様性の時代といえど、そこに強制的な圧力がある事は、強く感じていた。

だけど今日気づいた、ようやく気づいた、女性が男性と一緒にならなくても良いという「権利」があるのはこの現代社会だけだと。

これは先人たちが声をあげて創り上げてくれた、人間としての「No」だと。

今まで、出会った男は本当にろくでもない奴ばかりだった。

一言で言えば、性欲に支配された醜い人間たちだった。

その性欲を向けられることが、どれだけ気持ち悪かったか。やっとできた彼氏ともたった2週間で別れた。良い人だったとも言えない人間だったけれど、とにかく無遠慮に向けられる性的な視線やその扱いが我慢ならなかった。本当に気持ち悪かった。

私の中で、性愛と愛情は同一線上には無い。全く別個の存在だ。

だから、性愛の先に愛情があるという一般的な概念が理解出来ない。したいとも思わない。

性愛に支配された人間は、私の目には男女問わずとても醜く映った。

それを今まで認知できなかったのは、巷に溢れる恋愛至上主義の圧力に呑まれていたから。

だけど今日、ようやく気づいた。

私には男の性欲を拒否する「権利」がある。

この気づきはきっとこれからの人生をより豊かにしてくれるだろう。それ程までに私はこの概念に長年苦しめられてきた。

きっと、今日のことは生涯忘れないだろう。

とても、素晴らしい日だった。