中日本で珍しく16時開始の興行だったので昨日はゆっくりブログを更新できなかったので昨日の事を少し。
圭人、技術やセンスではこちらに分があったと思う。
各務選手の作戦がハマったのと8オンスの怖さを痛感した試合でした。
初回に2度のダウンを喫しました。
最悪の立ち上がりとなってしまって、2度ダウンするとポイントは10-7となります。
4回戦でマイナス3ポイントは2ラウンド以降、圭人が残り全てを取るのとダウンを奪うあるいはKOで勝つか、という厳しい状況。
2ラウンドで相手が仕留めにかかるもそれを凌いだ圭人は逆にペースを奪い返す。しかしヒッティングで右まぶたをカットしてしまい激しい流血に見舞われた。
圭人は諦めなかった。
テクニックを捨てて愚直にパンチを出し会場を沸かせた。
こういう試合こそ、プロボクサーだと思う。
男として心打たれる。
しかしセコンドとして3ラウンド終了した時に棄権をすべきだったのだろうかと考える。
セコンド3人で選手へのダメージ、激しい流血、逆転KOの可能性などよく考えて冷静な判断をすべきだったのではないだろうか。
翔平が止めることを施すが。気持ちが強い圭人はもちろん拒む。やりますと言う。
冷静な判断で選手の尊重を時には遮らなければならない時がある。まさに昨日の事だったのかな。
圭人は試合後病院で傷口を塗って、無事に家にも帰れて朝も無事だとちゃんと連絡きました。
そしてアイト
様子見の初回から力の差は歴然でした。
しかしダメージを与えても詰めには掛からず山場もなくずっと同じ展開だったのでフラストレーションの溜まる試合だったのは否めません。
最終ラウンドに山場らしいものを作ったが判定に。
まあ勝てば良しというものの、彼の実力からしたらもっとやれる!!
だからこそみんな納得できるものではなかったと思う。勝って反省できるのは良いこと。
これも糧にして次に生かすのみ!!
この2試合で選手も指導する我々も課題が浮き彫りになった試合でした。
また今日からも元気にジム行くぞー!!