コーチングとはなにをするものなのだろう?
30分セミナーをした内容を2回に分けて
紹介していきたいと思います。
「実はあまりいいイメージを持っていない」
「一体何をするものなの?」
「なんかあやしい」
そんなふうに感じる方が多いことに
お伝えし始めて気が付きました。
「何人かコーチだという人の話を聴いたことがあるけど、
結局自分のことを話している。」
そう話して下さった方もいらっしゃいます。
自分はすごいと見せつけたり
自分の承認欲求を満たすためにしていたとしたら
それはコーチではありません。
あくまでも主役はクライアント
コーチングの時間は全て
クライアントの為のものなのです。
コーチングの基本は
教えないこと、アドバイスしないこと。
コーチングスキルには教えることに関するスキルはありません。
コーチは、教えることの代わりに上のようなことを行います。
①クライアントの話を全力で聞く
②本質を突いた質問を投げかける
③質問されたことによりクライアントさんが自分を見つめて考え出し
④コーチはその考えをさらなる傾聴と質問により深める
⑤そして、目的を実現するための目標を立て、行動を計画する
⑥期間をあけて、行動に移したか、目標は達成できたか振り返る
コーチは「問いかけて聞く」という対話を通して
クライアント自身から
様々な考え方や行動の選択肢を引き出します。
コーチングの目的は、クライアントが
継続的に目標を達成し、成長していく状態を作ることなのです。
一見冷たいように感じるかもしれませんが、
コーチはクライアントの意見に同意をしません。
クライアントの鏡となって、ただありのままを受け取る、
事実として「そうだっのですね」と受け取るだけなのです。
相手の感情をもらうことはないし、
自分の感情や思想を介入するなんてもっての外。
相手は何を言いたいのか
何を問題としているのか
何を不安に感じて、どこへいきたいのか。
本質はどこにあるのか、それだけを見つめていくのです。
自己実現のために
行動を変える、行動することを約束する。
そして「視線」を未来に向ける。
少し先の未来を見せることで
クライアントの「可能性」を開くことが
コーチの仕事なのです。
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どうでしょうか?
コーチングについて少しだけでも
知ってもらえれば幸いです。
コーチングは論理的に問いを立て
本質をひたすらに見つめていくことです。
自分が自分で
変わっていくために存在します。
そうして自分で考えたとき
初めて自分の価値基準に従って
決断ができ
行動することができるのです。
自分の考えを深堀りする
視点をふやし
価値観を見つ
それをひとりでするのは難しいので
コーチがいます。
いつもあなたのことを全力で考え
ともに発展します。
私は誰にでも
コーチが必要で
実は意識していなくとも
コーチの役割を担う人を
誰もが持っていると思うのです。
必要な方のコーチになること。
こんな嬉しく、楽しいことは
私は他に知りません。