ゴキブリってどんな生き物?

ゴキブリは約3億年前から地球上に生息している

ゴキブリは約3億年前から地球上に生息している、とても古い種類の昆虫です。世界には約3500種類のゴキブリが知られていますが、その多くは熱帯や亜熱帯の暖かい地域に生息しています。

日本で見られるゴキブリは約50種類で、特に暖かい沖縄や南西諸島に多くの種類が生息しています。一方、北海道のような寒い地域では、生息できるゴキブリの種類は限られています。

 

ゴキブリが害虫として問題になる理由

貿易で運ばれたゴキブリのイメージ

ゴキブリ全体のうちの約1%が、私たち人間にとって不快な害虫として扱われています。これらのゴキブリは、古くから船などに乗って世界中に広がり、現在では世界中で問題となっています。

日本では、江戸時代からゴキブリが家の中に住みついていた記録がありますが、本格的に問題視されるようになったのは、1950年代頃からで、経済成長に伴い、家の中が暖かくなり、食べ物も豊富になったことが原因と考えられています。

 

ゴキブリがもたらす害

 

ゴキブリが人間にもたらす害は、大きく分けて以下の通りです。

  • 不快感: ゴキブリの姿や動きは、多くの人にとって不快で気持ち悪いです。
  • 衛生問題: ゴキブリは、様々な病原菌を体につけたり、糞や嘔吐物で汚染したりするため、食中毒などの原因となることがあります。
  • アレルギー: ゴキブリの死骸やフンは、アレルギーの原因となることがあります。
  • 物的被害: ゴキブリは、食品だけでなく、本や電化製品などをかじって、損傷させることがあります。

 

動物が原因で出火した火災事例について、東京消防庁予防部調査課も資料をまとめています。

 

https://www.isad.or.jp/pdf/information_provision/information_provision/no58/60p.pdf

 

ネズミやゴキブリ・クモは比較的身近にいる生物の為、人によってはあまりその危険性を感じていないようですが
実はとても危険です。

 

 

形態と機能

出典:日本ペストコントロール協会
クロゴキブリ:側面
出典:日本ペストコントロール協会
クロゴキブリ:側面

 

ゴキブリの体は平らくてドーム型をしていて、上から見ると頭の部分が前胸背板と呼ばれる部分に隠れて、ほとんど見えません。

頭の左右には複眼があり、触角はたくさんの節からなり、鞭のように長く伸びていて、周囲の状況を感じ取る大切な器官です。

口は、固いものを噛み砕くのに適した構造をしています。

体は、前胸、中胸、後胸の3つの部分に分かれていて、成虫の中胸と後胸の部分にはそれぞれ1対の羽があります。

前の羽はやや厚く、後ろの羽は薄くて内側が折りたたまれています。暑い夏には飛ぶこともありますが、長距離を飛ぶことはできません。

脚はよく発達していて、3対の脚はどれもほぼ同じ形をしていて、素早く走るのに適しています。

脚の付け根の部分は大きく、左右がくっつくように配置されています。

腿の部分と脛の部分にはトゲのようなものがたくさん生えていて、足の裏の部分は滑らかな面を歩くのに適した構造をしています。

腹部の最後尾の部分には、上生殖板と下生殖板と呼ばれる部分があり、この部分の形によってオスとメス、そして種類を見分けることができます。

また、尾の先端には1対の尾肢があり、たくさんの感覚毛が生えていて、空気中の振動も感じることができます。

オスの下生殖板には、1対の尾突起と呼ばれる突起があります。

 

国内の重要害虫種

主要種

ゴキブリ科 ゴキブリ属

①クロゴキブリ

成虫の体長30〜38mm、全体に光沢がある黑褐色、翅は雌雄とも尾端をわずかに越す。
。若齢時は体長4.5mm、全体黒褐色で、触角先端、中胸背面、第2腹節両端が白色。
。中齢から成熟幼虫期は全体赤褐色となる。一般住宅に多いが、ビルや飲食店などにも
にも生息する。関東から九州までに土着するが、家屋の保温性向上などにより
現在は北海道まで普遍的に生息する。国外では北米南部、中国南部に分布する。

出典:日本ペストコントロール協会
クロゴキブリ:斜上から
出典:日本ペストコントロール協会
クロゴキブリ:斜上から

②ヤマトゴキブリ

日本土着で、北海道、東北、北陸、関東
に生息し、近畿中国地方が分布の南限であ
る。韓国、中国にも分布する。都市郊外、
農村地域の家屋に多く、屋内外にまたがっ
て生活する。冬期は屋外で休眠越冬する。
雄成虫は濃茶褐色で前種に似るが、体長18〜30mの中型、体形が細長で翅の光沢が少なく、前胸背板に凹凸が
あるなどで区別できる。雌は翅長が腹部半ばしかなく短翅型。幼虫は若齢から成熟
まで全体濃茶褐色、胸部側縁が淡黄褐色、腹面中央部も淡黄褐色で、赤
クロゴキブリとの区別は容易である。

出典:日本ペストコントロール協会
ヤマトゴキブリ:卵鞘をつけて喫食中
出典:日本ペストコントロール協会
ヤマトゴキブリ:卵鞘をつけて喫食中

③ワモンゴキブリ

体長35〜45mm、わが国では害虫種の中
で最も大型、全体が栗色で前胸背板に淡黄
褐色の環状紋がある。雄は翅が
腹端よりやや長いが、雌では腹端と同程度。
幼虫は茶褐色で、若齢時は淡色であるが、
成長にしたがい色が濃くなり、前胸背の環
状紋も成熟すると輪郭が明確となる。熱带、亜熱带地方に生息し、現在は世界中に
分布する。20℃が活動、増殖の限界であるため、国内では九州南岸地域から奄美
笠原、南西諸島には土着し、この地では主要害虫である。近年、全国大都市のビル、地下街などに点在的にみられる。

また、大型下水道廃棄物処分場、温泉の源泉周辺などに生息事例が有る。

出典:日本ペストコントロール協会
ワモンゴキブリ(左)とクロゴキブリ(右)
出典:日本ペストコントロール協会
ワモンゴキブリ(左)とクロゴキブリ(右)

 

④トビイロゴキブリ

体長30〜38mm、全体茶褐色で前種に似るが、前胸背の斑紋の輪郭が不明瞭、ず
んぐりした体形などで区別できる。大きさと体形はクロゴキブリによく似ている。
若齢幼虫もクロゴキブリに似るが、腹部背面中央部が淡褐色なので見分けられる。
成熟幼虫は茶褐色となり前胸背環状紋も輪郭が不明瞭であるが、第2〜5腹節の両
側縁に一つずつ黄褐色紋を有することで、他種幼虫と区別できる。日本では1960
年に発見された熱帯系の種類で世界的な害虫である。小笠原、奄美、南酒
生息する。名古屋、大阪、福岡、東京など大都市の地下飲食街での生息
ている。単為生殖も行う。

出典:日本ペストコントロール協会
トビイロゴキブリ:幼虫
出典:日本ペストコントロール協会
トビイロゴキブリ:幼虫

 

チャバネゴキブリ科 チャバネゴキブリ属

①チャバネゴキブリ

体長15〜20mの小型種、体は淡黄褐色
で前胸背板に一対の黒条紋がある。翅は透
明がかった淡褐色。雄は体が細長であるが
雌は体幅が広く丸みがある。若齢幼虫は全体黒色で、中、後胸背板と側縁
部が淡黄褐色であるが、成長する途中、後胸背板中央に一本の幅広い淡黄褐色の条紋が現れる。世界各地に最も広く分布する
重要な害虫種である。熱帯原産で、国内では小笠原や南西諸島で土着可能である。
生息性が強く全国のビルや飲食店などに多く生息し、年間を通じてお
めに難防除害虫となっている。

チャバネゴキブリ:ベイト剤を喫食中の幼虫
チャバネゴキブリ:ベイト剤を喫食中の幼虫

 

生態

変態

ゴキブリの幼虫は成虫と体形が似ていて、脱皮を繰り返すたびに成長します。幼虫は、脱皮や羽化直前まで活動していて、そのまま物陰などで静止すると、胸部背面の中央が縦に裂け、中から新しい体が現れ、古い皮を脱いで脱皮を完了します。脱皮直後の体は柔らかく白色ですが、数時間すると体形も整い、色がつき始めます。このとき、幼虫は自分の脱いだ皮を食べてしまうのです。翌朝には、本来の色となり、皮も硬くなります。ゴキブリは、このように何度も脱皮を繰り返し、蛹の段階を経ずに成虫になるため、不完全変態と呼ばれています。成虫と幼虫は、同じ場所で生活し、同じものを食べます。

出典:日本ペストコントロール協会
チャバネゴキブリ:脱皮中
出典:日本ペストコントロール協会
チャバネゴキブリ:脱皮中

 

食性

野外に生息するゴキブリの多くは、森林内の腐食した有機物を餌としています。一方、屋内に住むゴキブリは雑食性で、植物質、動物質、腐敗物など、あらゆるものを食べます。他の昆虫を捕食したり、仲間同士で食べ合うこともありませんが、脱皮の際には、まれに他の個体に食べられてしまうことがあります。

人間の食べ残しや、調理の際に出たゴミ、さらには壁紙や本の表紙、汚物まで、ゴキブリはなんでも食べてしまいます。ジャガイモや玉ねぎ、バナナの皮など、好物と言われるものはたくさんありますが、絶対的な好物ははっきりとは分かっていません。さまざまな種類の食べ物を用意して実験を行ったところ、ゴキブリは米ぬかとヒエを最も好んで食べるという結果が出ました。

現在、ゴキブリの駆除には、ベイト剤(毒餌)がよく使われています。ベイト剤の開発にあたっては、ゴキブリがどのような物質に引きつけられ、どのような順番で食べ物を食べるのか、といった研究が進められています。実験の結果、ゴキブリは麦芽糖、アラビノース、ソルビトール、果糖、蔗糖などの糖類に強く引きつけられ、これらの物質によって摂食行動が誘発されることが分かっています。また、カブロン酸、カプリル酸などの脂溶性物質も、ゴキブリを誘引する効果があることが確認されています。

さらに、飼育実験では、ゴキブリは与えられた餌の種類によって、好んで食べるものが変わるということが分かっています。例えば、米ぬかを与えていたところへ乾燥肉を置くと、ゴキブリは乾燥肉を好んで食べるようになるのです。このように、ゴキブリは新しい餌を見つけると、すぐにその餌を食べるようになるという特徴があります。また、複数の種類の餌が同時にある場合、ゴキブリはより多くの量を食べることが分かっています。

 

日周活動

ゴキブリは夜行性で、昼間は狭い隙間や物陰に隠れて過ごします。日が暮れると活動を始め、特に夜のはじめごろが最も活発です。夜中になると少し落ち着きますが、明け方近くまで活動していることもあります。そして、朝になると再び隠れ場所に戻ります。

建物の中では、厨房や飲食店の調理場、そして家庭の水回りなど、暖かい場所で、餌や水に近く、人があまり出入りしないような暗い場所を好みます。このような場所で、集団で生活していることが多く見られます。

チャバネゴキブリの行動を観察した実験によると、隠れ場所には成虫と幼虫が混在していることが分かりました。夜になると、隠れ場所から出てきて、餌を探したり、交尾をしたりと活発に動き回ります。特に雄の成虫と幼虫はよく動き回ります。幼虫は小さいうちは集団で行動することが多いですが、成長するにつれて、それぞれが単独で行動するようになります。一方、卵を持っている雌の成虫は、あまり動き回らず、隠れ場所から出ることも少ないようです。

 

 

集団生活

ゴキブリは、集団で隠れています。このように集団で生活する性質は、集合フェロモンと呼ばれる物質の影響によるものです。集合フェロモンは、ゴキブリの体の後ろの方にある分泌腺から分泌され、糞に混ざったり、体の表面に付着したりします。糞で汚れた隠れ場所は、このフェロモンがたくさん付着しているため、ゴキブリが集まりやすいのです。このフェロモンの効果は、同じ種類のゴキブリ同士の間で特に強く現れます。

ゴキブリを単独で飼育すると、他のゴキブリと一緒に飼育した場合と比べて、幼虫の期間が長くなることが実験で分かっています。これは、集団で生活することで、幼虫が早く成長できることを示唆しています。集合フェロモンが、ゴキブリの成長や繁殖にどのような影響を与えているのかについては、まだ詳しくわかっていません。

出典:日本ペストコントロール協会
チャバネゴキブリ:群生とローチスポット (厨房ステン作業台裏)
出典:日本ペストコントロール協会
チャバネゴキブリ:群生とローチスポット (厨房ステン作業台裏)

 

移動

  1. 自力での移動 蒸し暑い夜には、クロゴキブリなどが明かりに引き寄せられて飛んできたり、外壁や網戸にとまったり、室内に侵入したりすることがあります。屋内に住むゴキブリは、あまり遠くへ飛ぶことはできず、主に歩いて移動します。アメリカで行われた実験では、ワモンゴキブリに印をつけて下水道のマンホールに放すと、近くの住宅や下水道で再び捕まることが確認されました。最も遠くで捕まったゴキブリは、放した場所から350メートルも離れた場所で見つかりました。国内での調査でも、クロゴキブリが1週間で25メートル移動したり、部屋の中を2~4部屋ほど動き回ったりすることが報告されています。小型のチャバネゴキブリは、あまり遠くへ移動することができず、自分の隠れ場所の近くにとどまっていることが多いです。 ゴキブリは、通常は自分の隠れ場所を中心に活動していますが、数が多くなると、他の場所へ移動することがあります。

  2. 人によって運ばれる移動 ゴキブリは、自分自身の力だけでなく、人によって運ばれて広がることもあります。現代では物流が盛んになっているため、荷物や食品の中に隠れて、鉄道や飛行機、船などで遠くまで運ばれてしまうことがあります。 実際に、神戸港に停泊していた船の中や、羽田空港に到着した飛行機の中から、さまざまな種類のゴキブリが見つかっています。また、鉄道の車両内でも、ゴキブリの駆除が行われています。このように、ゴキブリは人によって世界中に広まっており、この問題を深刻に考える必要があります。

 

 

発育期間

ゴキブリの発育に最適な温度は、25度から30度です。この温度範囲で飼育すると、ゴキブリは絶えず繁殖を続けます。5種類のゴキブリを、25度から28度の一定の温度で飼育し、実験動物用の餌を定期的に与えて観察した結果、産まれた卵の数、幼虫が何回脱皮するのか、成長にどれくらいの時間がかかるのか、成虫がどれくらいの期間生きるのかといったデータを得ました。これらの結果を以下に示します。

 

 

ゴキブリの生活史の比較

 

大型の4種類のゴキブリの場合、1つの卵鞘に含まれる卵の数は12個から28個の範囲で、ワモンゴキブリとヤマトゴキブリが少なく、クロゴキブリとトビイロゴキブリはやや多いです。しかし、1匹のメスが一生の間に産む卵鞘の数は、ワモンゴキブリとヤマトゴキブリが最も多く、クロゴキブリとトビイロゴキブリは少ないです。これらの卵は、30日から60日で孵化します。

チャバネゴキブリの場合は、1つの卵鞘に平均で40個の卵が含まれ、卵から孵化するまでの期間も約20日と短いです。このように、ゴキブリの種類によって、一度に産む卵の数は様々ですが、1匹のメスが一生の間に産む卵の総数は、どの種類もおよそ200個から400個程度とそれほど変わりません。なお、メスは、最初の産卵からある程度産卵を繰り返すと、その後は産む卵の数が徐々に減っていきます。

 

幼虫

幼虫の成長期間は長く、その間に何度も脱皮を繰り返します。成長の速さは、温度や湿度、食べ物、飼育しているゴキブリの数などによって大きく影響され、成長にかかる日数や体の大きさ、脱皮の回数も変わってきます。大型のゴキブリの場合、成長期間は3ヶ月から6ヶ月、脱皮回数は8回から12回です。

 

成虫

成虫は、羽化してから1週間ほどで交尾を始め、10日から15日後には卵を産み始めます。成虫の寿命は、温度などの条件によって大きく左右されます。適温で十分な餌がある環境では、6ヶ月から17ヶ月も生きることもありますが、一般的に雌の方が雄よりも長生きします。

 

 

 

 

越冬と周年経過

 

 

越冬

チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリは、ビルや飲食店などに多く住みついています。一方、クロゴキブリとヤマトゴキブリは、一般家庭に多く見られます。このように、ゴキブリの種類によって住み分けているのは、一年を通しての温度環境、特に冬の過ごし方が大きく関わっています。

ビルや飲食店など、一年を通して温度が20℃以上に保たれているような暖かい場所に住んでいる3種類は、熱帯地方が原産で、寒い環境に適応する体を持っていないため、暖かい場所で冬を過ごします。そのため、冬でも活発に活動し、数を増やしていきます。

一方、クロゴキブリとヤマトゴキブリは、温帯地方が原産で、季節の変化がある環境に適応しています。そのため、春から秋にかけては活発に活動しますが、冬になると休眠して冬を越します。休眠は、日が短くなる秋に誘発されます。休眠中は、ほとんど動かずに物陰に隠れて、エネルギーをほとんど使わない状態で冬を過ごします。このように寒い環境にも耐えられる体を持っているため、冬でも温度が低い一般家庭でも生きることができます。

 

周年経過

クロゴキブリとヤマトゴキブリの生活のサイクルは似ていて、夏から秋にかけて交尾をして卵を産みます。そして孵化した幼虫は、秋に2回脱皮しますが、それ以上成長せずに冬眠に入ります。翌年の春になると活動を再開し、成長を続けますが、成虫になる直前にもう一度冬眠をします。そして、2回目の冬眠から覚めた幼虫は初夏になると羽化し、夏から秋にかけて数を増やし、メスは秋遅くまで卵を産み続けます。

初夏から夏に生まれた卵は、夏から秋にかけて孵化しますが、秋遅くに産まれた卵は孵化せずに冬を越し、翌年の春に孵化します。そのため、成虫になるまでには3年かかることがあります。このように成長に時間がかかるため、同じ場所で、生まれた年が違う様々な成長段階の幼虫と成虫が一緒に生活しているのをよく見かけます。

産卵から羽化まで2~3年かかるため、同じ種類の幼虫でも成長のスピードに差が出てきます。しかし、幼虫は冬眠する時に、同じ成長段階になるように調整されるため、初夏には多くの個体がほぼ同時に羽化します。このおかげで、繁殖がスムーズに行われ、種類が絶えることなく続いていくと考えられています。

 

 

増殖能力

 

ゴキブリは、他の昆虫と比べると成長に時間がかかるため、繁殖能力はハエや蚊ほど高くはありません。しかし、1年間に非常に多くの数に増えることができます。成虫の寿命が長く、その間に何度も卵を産むため、世代が重なり合い、正確な繁殖数を計算するのは難しいのですが、最も短い期間で世代交代をするチャバネゴキブリを例に計算してみましょう。

温度が28℃の環境では、卵から孵化するまで20日、幼虫の期間が1ヶ月から2ヶ月、メスとオスの数がほぼ同じで、成虫の寿命が3ヶ月から5ヶ月とすると、1世代は約半年で終わります。

この条件で、メスの成虫1匹が4ヶ月の間に5回卵を産み、1回の産卵で40個の卵を産むとします。そして、その卵の80%が成虫まで育つとすると、1世代で160匹のゴキブリが増えることになります。1年に2世代が繰り返され、その160匹のメスとオスが再び同じように卵を産むと、次の世代には12,800匹に増えることになります。この計算から、チャバネゴキブリは非常に高い増殖力を持っていることがわかります。

 

天敵

建物の中に住んでいるゴキブリは、自然の中にいる他の昆虫と比べて、寄生する生き物や捕食する生き物といった天敵が少なく、種類も限られています。日本では、寄生バチ、クモ、ネズミ、カエルなどがゴキブリの天敵として知られています。

寄生する天敵としては、ゴキブリコバチとゴキブリヤセバチという種類がいます。ゴキブリコバチは、体長が1.5ミリから2.0ミリととても小さなハチで、体は黒色で青みがかった光沢があります。このハチは、世界中の様々な種類のゴキブリに寄生する重要な天敵です。メスは、ゴキブリが産んだ卵が入っている卵鞘に卵を産み付けます。一度に20個から60個の卵を産み、ハチの幼虫は卵鞘の中で育ち、成虫になると卵鞘をかじって穴を開け、そこから出てきます。1972年から1973年に行われた静岡市での調査では、クロゴキブリの卵鞘にゴキブリコバチが寄生している割合が、48.5%から62.3%と非常に高いことが分かりました。しかし、他の場所での調査報告はほとんどないため、全国的にどのくらいの割合で寄生しているのかは分かっていません。もう一つの種類のゴキブリヤセバチについては、まだ詳しく研究されていません。

捕食する天敵としては、アシダカグモが挙げられます。アシダカグモは、体長が20ミリから30ミリ、足を広げると60ミリから80ミリにもなる大きなクモで、巣を作らずに歩き回ります。暖かい地域に多く生息し、古い木造の家や家畜小屋の天井などに隠れていて、夜になると部屋に出てきて、クロゴキブリなどを捕まえて食べます。ゴキブリの天敵ですが、灰色で大きなクモなので、多くの人はゴキブリよりも気持ち悪いと感じてしまうかもしれません。アシダカグモがゴキブリの数をどの程度減らしているのかについては、まだよく分かっていません。

チャバネゴキブリには、日本では特定の天敵は見つかっていません。

自分でもできる?ねずみの駆除の方法

 

自分でもできる?ネズミの駆除方法のイメージ

 

◇記事の信頼性

☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員

☆日本ペストロジー学会会員

☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録の有る

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社で

防除作業監督者 高橋 誠一

防除作業監督者の高橋が筆者です。

 

 

目次

  1. 1.ねずみ気配を感じたら被害が拡大する前に対策
    1.  1-1.ねずみの種類の特定
    2.  1-2.ねずみのサインを見逃さない
       
    1. 2.ねずみが棲みつく建物の特徴
    2.  2-1.こんな家はねずみに狙われる!
    3.  2-2.自分でできる簡単なねずみ対策
    4.  2-3.もしねずみが棲みついてしまったら
       
    1. 3.ねずみ駆除の方法
    2.  3-1.まずは自分で試せるねずみ駆除の方法
    3.  3-2.自力での駆除が難しい場合
    4.  3-3.まとめ

 

自分で ねずみ駆除

 

1.ねずみ気配を感じたら被害が拡大する前に対策

1-1.ねずみの種類の特定

日本に生息する数種類のネズミを大別すると、「野ねずみ」と「家ねずみ」に分けることができます。
「野ねずみ」は山林や農耕地、雑林に生息するねずみなので外敵も多く、都市部で見られることはまずないでしょう。
対する「家ねずみ」は、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種があり、民家などに住みつくネズミです。

 

・ドブネズミ
家屋周辺の土中や下水管に営巣する

・クマネズミ
ビルや一般家屋の天井裏などに営巣する

・ハツカネズミ
倉庫や物置に営巣する

 

種類 ドブネズミ クマネズミ ハツカネズミ
写真 [caption id="attachment_54886" align="alignnone" width="300"]ドブネズミ 出典:日本ペストコントAロール協会 ドブネズミ 出典:日本ペストコントロール協会[/caption] [caption id="attachment_54883" align="alignnone" width="300"]クマネズミ 出典:日本ペストコントAロール協会 クマネズミ 出典:日本ペストコントロール協会[/caption] [caption id="attachment_54901" align="alignnone" width="300"]ハツカネズミ 出典:日本ペストコントAロール協会 ハツカネズミ 出典:日本ペストコントロール協会[/caption]
体長(平均値) 186~260㎜ 146~197㎜ 58~92㎜
体重(平均値) 140~550g 100~200g 10~20g
寿命 1~2年、飼育下で3年 1~2年、飼育下で3年 約1.5年
特徴 尾:体よりもやや短い 尾:体よりも長い 尾:体よりもやや短い
耳:小さい 耳:大きい 耳:大きい
背面:褐色~灰褐色 背面:茶~褐色 背面:褐色又は黒
腹面:白 腹面:黄褐色 腹面:白
生息場所 床下、地下、下水周辺 屋内、天井裏、壁内 倉庫、物置、畑等
性格 どう猛 警戒心が強い 敏捷
遊泳力 優れる 劣る かなり優れる
食べ物 雑食(魚・肉類を好む) 雑食(穀類・果実類を好む、昆虫をよく食べる) 雑食(穀類を好む、昆虫をよく食べる)
水分要求 渇きに弱い 渇きにあまり強くない 渇きに強い
寒さの耐久性 強い 弱い -
駆除の難易性 比較的容易 難しい やや難しい

都市部で見かけるネズミはこの3種類のいずれかである可能性が高く、それぞれの種類ごとに行動の特性があります。
現代において一般家屋に侵入するネズミはクマネズミが主流となっています。

 

1-2.ねずみのサインを見逃さない

・天井や壁で音がする
一般家屋において最初にネズミの存在に気付くのは、天井や壁を走り回る音であることが多いと思います。
夜行性であるネズミは人間が寝静まるころに行動を始めるので迷惑な存在です。
建物の外部に侵入する隙間があることが考えられます。

 

・フン、尿

糞の大きさや形は、ネズミの種類を推定する上で役立ちます。ドブネズミの糞は丸みを帯びており、1~1.5センチメートルほどです。クマネズミの糞は細長く、約1センチメートル、ハツカネズミの糞は0.5センチメートル程度と、それぞれ特徴的な大きさです。

ゴキブリ類の糞は、0.2~0.3センチメートル程度と小さく、表面に縞模様(色または畝状の模様)があるため、ネズミの糞と区別できます。しかし、糞の形態だけでは、必ずしも正確に種類を特定することはできません。糞が発見された場所や、他の痕跡なども合わせて総合的に判断する必要があります。

糞には、ほぼ必ずネズミの毛が含まれています。これは、ネズミが毛づくろいをする際に、毛を誤って飲み込んでしまうためです。食品などの中にネズミの毛が見つかった場合、それがネズミの糞に由来するものであるかどうかを、この毛の有無で判断することができます。

[caption id="attachment_55105" align="alignnone" width="518"] 屋根裏のネズミの糞 屋根裏のネズミの糞[/caption]

 

・かじった跡
齧り跡はネズミの存在を示す証拠です。
ネズミは歯が伸び続けるので、絶えず何かをかじって歯を削っていなければなりません。
柱や襖、家具やケーブルなどかじられた跡があればネズミの通っている可能性があります。

齧り跡の特徴(例えば、木材をかじった場合は細かい木屑が出るなど)

 

・ラットサイン
ネズミは視力があまり良くないため、体を壁にこすりつけながら何度も同じ場所を通ります。
ネズミの身体には油や汚れが付着しているので、通った壁や床の隅などに黒っぽいツヤのある汚れが残ります。
このような跡をラットサインといいます。

 

 

自分で ねずみ駆除

 

2.ねずみが棲みつく建物の特徴

 

2-1.こんな家はねずみに狙われる!

ねずみは、高温多湿で食品が多く集まるところを好みます。

都市部では主に、食品を扱う工場や雑居ビル、オフィスビルのゴミ集積所、飲食店の厨房など、冬になると寒さを避ける為、建物内に侵入することが多くなります、反対に夏は暑さを避けるために侵入することもあります。
 

家ネズミは脂肪を蓄える能力が低い為、基本的に寒さに弱いく、冬や夜間になると家屋に侵入しやすくなります。
ネズミはほんのわずかの隙間からでも建物の中に入ってきます。
隙間が8mmあれば侵入可能とも言われています。
建物の老朽化や破損で隙間があれば注意が必要です。

また、家の通気口に格子が無い状態であれば、金網を張るなどの侵入対策が必要となります。
他にも、エアコンの導入口や、換気扇、電線の引き入れ口に8mm以上の隙間があると侵入されやすくなってしまいます。

 

2-2.自分でできる簡単なねずみ対策

・侵入経路を塞ぐ
台所のパイプ周りの隙間、エアコンの配管周りの隙間、換気扇、床下換気口や家の外周部分に隙間があれば塞ぐのが有効です。
ホームセンターで購入できるシーリング、パテ、モルタルなどで隙間を埋め、埋めることができない場所や広い範囲は金網で塞いでください。

 

・食べ物を片付ける
ネズミのエサとなるため、室内にある食材や食べ物は放置せず、片付けることが大切です。

特にペットのエサは出しっぱなしにするとおびき寄せることになります
ゴミ箱も蓋つきのものを設置し、むきだしにならないように注意してください。

 

・家の周りにあるネズミの隠れ場所を減らす
ネズミは物陰に隠れながら行動します
長期間使っていないものなどは住宅に立てかけたりしないでください。

 

 

2-3.もしねずみが棲みついてしまったら

ネズミが棲みついてしまうと、屋根裏から音がしたり、ダニなどが発生し噛まれるなど被害が大きくなっていきます。
特に居住空間でネズミを見かけたら危機的な状態です。

速やかに駆除の対策が必要です。

 

[caption id="attachment_54777" align="alignnone" width="690"]ペストコントロール協会会員の総合リビングサービス(株) ペストコントロール協会会員の総合リビングサービス(株)[/caption]

 

自分で ねずみ駆除

 

 

3.ねずみ駆除の方法

 

 

3-1.まずは自分で試せるねずみ駆除の方法

 

ネズミの被害に気が付いた場合の対処としては、まずネズミを追い出すか捕獲する必要があります。
その後、屋外からの進入経路を塞ぎ、再発予防をするのが効果的です。
ホームセンターなどで市販のネズミ駆除グッズも数多く揃っていますので、まずはご自分で試してみるのも良いと思います。

 

・忌避剤で追い出す
固形剤、液剤、エアゾール剤、ジェル剤、発煙剤など、様々な剤型の忌避剤が存在します。

忌避剤単体でネズミを完全に駆除することは難しいですが、初期の段階でネズミを追い出すための仕上げ剤として効果を発揮することが期待できます。また、齧りによる被害を防ぐために、忌避剤を染み込ませたシートも利用されています。

 

・粘着シートで捕獲する
粘着シートはネズミ駆除グッズの中でも多く使用されています。
シートの上にネズミが乗ると、身動きができなくなるシンプルな仕組みです。
屋外での使用は基本的に出来ません、錯誤捕獲の可能性が有り違法になります。

 

・捕獲器で捕獲する
エサを仕掛けてネズミを捕獲器の中に誘導し、閉じ込めて捕獲します。
警戒心を解くまで数日間は同じ場所に設置したままにしておく必要があります。
エサは実際に食害の被害にあった食べ物を設置するするのが効果的です。

 

・殺鼠剤を使用する
市販の殺鼠剤をネズミに食べさせる方法です。
自分でできる駆除方法では最も簡単で効果的な方法ともいえますが、ネズミがどこで死ぬかわからない為

弊社では基本的に使用をお勧めしていません。

実際に年に数件、屋根裏などで死んだネズミが腐敗し悪臭を放ち相談の電話が入ります。

 

・侵入経路を塞ぐ
棲みついていたネズミの気配がなくなったら、再度侵入されないように侵入経路となった場所を特定して塞ぐ必要が有ります。
金網、金属板など、塞ぐ場所にあった素材を使用して確実に塞ぎましょう。
閉じ込めてしまわない事が重要です。

 

3-2.自力での駆除が難しい場合

「市販の駆除グッズを試したが、駆除しきれない…」とお悩みの方もいると思います。
その場合はペストコントロール協会会員の事業者に駆除を依頼するのが一番効果的です。
進入経路の特定や駆除に有効な方法など、経験を重ねているからこそ蓄えられている技術が駆除専門業者にはありますので

ご自身での駆除が難しいと感じる場合は被害化拡大する前に駆除専門業者に相談することをお勧めします。

 

ペストコントロール協会とは?
 

公益社団法人日本ペストコントロール協会は

1972年、昭和47年に設立、2024年今年で設立50年になる歴史のある公益社団法人です

 

https://www.pestcontrol.or.jp/

 

(日本ペストコントロール協会キャラクター)

 

公益社団法人日本ペストコントロール協会は以下のような事業を行っています。

 

  1. 有害生物に関する調査研究
  2. 防除技術に関する研修と技術の指導
  3. 防除事業の推進に必要な情報の収集と、これらに関する知識の普及と一般への啓発
  4. 企業に対する経営・技術等の監修及び 指導
  5. 「ペストコントロール技術者」の養成と認証、優良事業所の認証
  6. 建築物衛生法の指定団体に基づく各種事業
  7. 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づく、消毒及びねずみ族昆虫駆除業務支援
  8. 各種講習会
  9. etc…

 

公益社団法人日本ペストコントロール協会が直接ネズミを駆除するわけではありません。

 

公益社団法人日本ペストコントロール協会には傘下には各都道府県ごとにペストコントロール協会の連携会員がおり

その会員事業者がネズミを駆除(防除)します。

 

埼玉県には、一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会があり。

https://www.pestcontrol.or.jp/pcga/kantou_koushinetsu/tabid/144/Default.aspx

 

一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会会員之証

 

弊社、”すぐくる”総合リビングサービス株式会社は一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会の会員です。

 

 

ネズミ駆除を専門業者に依頼するメリットは以下の3つです。

・駆除までの期間が短い
・ネズミが運んできたダニなどの害虫対策やウイルスなどの消毒も対応してもらえる。
・再発防止処理を行ってくれる

 

実際に自力で駆除を行うとなると、天井裏をのぞいたり、床下にもぐったり、または屋根に登ったりなど個人だけで行うには難しい作業が伴うこともあります。
また最適な駆除方法を選択するのも難しく時間もかかるため、被害が拡大してしまうことも考えられます。

ネズミの残した排泄物やダニ、死骸も処理しなければなりませんが、専門業者であれば死骸の処理や消毒まで行うので、感染の心配や心理的負担も減らすことができます。

 

[caption id="attachment_54777" align="alignnone" width="690"]ペストコントロール協会会員の総合リビングサービス(株) ペストコントロール協会会員の総合リビングサービス(株)[/caption]

 

3-3.まとめ

 

悪徳業者に遭わないために知っておきたいこと

 

近年、ネズミ駆除やハチ駆除など、害虫・害獣のトラブルが増えており

国民生活センターが消費者に注意喚起を行っております。

 

独立行政法人 国民生活センター

 

暮らしのレスキューサービス「サービスごとの相談件数」

 

資料:国民生活センター(2018から2022年度受付、2023年2月28日までのPIO-NET 登録分)

 

ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意 (国民生活センター)

https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20240424_1.pdf

 

 

 

自分で ねずみ駆除

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

この記事が、ネズミのトラブルにあっているあなたに

少しでも役に立てていれば幸いです。

 

■記事の信頼性

 

☆公益社団法人日本ペストコントロール協会会員

☆日本ペストロジー学会会員

☆建築物ねずみ昆虫等防除業登録のある

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社で

防除作業監督者である”高橋”がお答えします!

ネズミ駆除の専門家が丁寧に教えます!

 

総合リビングサービス株式会社 高橋

 

 

ネズミ駆除を依頼する前に、知っておくべきこと

 

ネズミ駆除業者選びの悩みを解決!悪徳業者に騙されないための4つのポイント

「市販のネズミ駆除剤を使っても効果がない…」 「ネズミの死体を見たくない…」 そんなお悩みをお持ちではありませんか? ネズミの駆除を業者に依頼したいけど、どこを選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

 

悪徳業者に遭わないために知っておきたいこと

 

近年、ネズミ駆除やハチ駆除など、害虫・害獣のトラブルが増えており

国民生活センターが消費者に注意喚起を行っております。

 

高額な料金を請求されたり、必要のない工事をさせられたりといった被害も。 安心して業者に依頼するためには

以下の4つのポイントを押さえましょう。

  1. 複数の業者に見積もりを依頼する 同じ業者だけでなく、複数の業者に見積もりを依頼し、料金やサービス内容を比較しましょう。

  2. 契約書の内容をしっかり確認する 契約書には、作業内容、料金、保証期間などが明記されているかを確認しましょう。

  3. 口コミや評判を調べる インターネットで業者の口コミや評判を調べてみましょう。実際に利用した人の体験談は、業者の信頼性を判断する上で役立ちます。

  4. 業者の実績や資格を確認する 建築物ねずみ昆虫等防除業登録が有るのか、実績が豊富かなども確認しましょう。

 

 

優良な業者を選ぶための5つのポイント

  1. 登録事業者か 建築物ねずみ昆虫等防除業登録があるのか
  2. わかりやすい説明をしてくれるか
  3. アフターフォローが充実しているか
  4. 実績が豊富か
  5. 料金が明確か

 

ネズミ駆除業者に依頼するメリット

  • 短期間で効果的に駆除できる
  • 再発防止策も実施してくれる
  • 専門的な知識に基づいた対策が可能

 

よくある質問

Q. ネズミ駆除業者に依頼すると、どれくらいの費用がかかりますか?

A. 費用は、建物の大きさ、ネズミの種類や数、駆除方法などによって異なります。一般的には、2万円~30万円程度が相場ですが、大規模な駆除の場合は、数百万円かかることもあります。

 

Q. 悪徳業者を見分けるには、どうすればいいですか?

A. 役所に建築物ねずみ昆虫等防除業の登録事業者の確認を行ってください。

 

 

 

目次

  • 1.優良業者の探しかた
  • 2.登録事業者に駆除を依頼する3つのメリット
  • 3.ネズミ駆除の費用

 

1.優良業者はこう選ぼう!安心・安全なネズミ駆除業者の選び方

 

 

優良業者の探し方?

 

依頼して安心安全なネズミ駆除業者の選び方を解説していきます。ポイントは3つです。

  • ①建築物ねずみ昆虫等防除業の登録が有る事業者に依頼
  • ②ペストコントロール協会の会員事業者に依頼
  • ③困ったときは役所に相談

くわしく解説していきましょう。

 

①建築物ねずみ昆虫等防除業の登録が有る事業者に依頼

 

ネズミ駆除を業者にお願いするときは、市役所に登録のある事業者に依頼しましょう。

 

床面積が3000平方メートル以上の商業施設やオフィスビルは資格が無いと防除作業が出来ません。

 

建築物ねずみ昆虫等防除業の登録が有る事業者は

物的要件:ねずみ昆虫等の防除に必要な機械器具や薬剤などを有し安全に保管できている

人的要件:「ねずみ昆虫等防除作業監督者」がいること「従事者研修」を行っている事

その他の要件:防除作業実施方法などを満たしている事業者ですので

安心して防除作業を依頼できます。

 

 

一方、床面積が3000平方メートル以下の一般住宅などでは、資格がなくても防除作業を行うことが可能なため

自称プロを名乗る悪徳業者や個人が暗躍している為トラブルが多く発生しています。

 

 

このため、国民生活センターが消費者に対して注意喚起を行っています。

 

独立行政法人 国民生活センター

 

[caption id="attachment_53057" align="alignnone" width="300"] 暮らしのレスキューサービス「サービスごとの相談件数」[/caption]

 

資料:国民生活センター(2018から2022年度受付、2023年2月28日までのPIO-NET 登録分)

 

ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意 (国民生活センター)

https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20240424_1.pdf

 

 

②ペストコントロール協会の会員事業者に依頼

 

公益社団法人日本ペストコントロール協会は

1972年、昭和47年に設立、2024年今年で設立50年になる歴史のある公益社団法人です

 

https://www.pestcontrol.or.jp/

 

[caption id="attachment_52893" align="alignnone" width="300"] (日本ペストコントロール協会キャラクター)[/caption]

 

公益社団法人日本ペストコントロール協会は以下のような事業を行っています。

 

  1. 有害生物に関する調査研究
  2. 防除技術に関する研修と技術の指導
  3. 防除事業の推進に必要な情報の収集と、これらに関する知識の普及と一般への啓発
  4. 企業に対する経営・技術等の監修及び 指導
  5. 「ペストコントロール技術者」の養成と認証、優良事業所の認証
  6. 建築物衛生法の指定団体に基づく各種事業
  7. 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づく、消毒及びねずみ族昆虫駆除業務支援
  8. 各種講習会
  9. etc...

 

公益社団法人日本ペストコントロール協会が直接ネズミを駆除するわけではありません。

 

公益社団法人日本ペストコントロール協会には傘下には各都道府県ごとにペストコントロール協会の連携会員がおり

その会員事業者がネズミを駆除(防除)します。

 

埼玉県には、一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会があり。

https://www.pestcontrol.or.jp/pcga/kantou_koushinetsu/tabid/144/Default.aspx

 

 

一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会会員之証

 

弊社、”すぐくる”総合リビングサービス株式会社は一般社団法人埼玉県ペストコントロール協会の会員です。

 

したがって、実際にネズミの駆除(防除)を行うのは各都道府県ごとの会員事業者となります。

 

つまり、

「ペストコントロール協会の会員事業者は、適切な資格を有し法令に則った的確な作業を行うことが求められます。

そのため、安心して依頼することができます。」

 

それ故に、ネズミやハクビシン、シロアリやゴキブリの相談を役所にすると役所は駆除を行っていない為

ペストコントロール協会を紹介します。

 

③困ったときは役所に相談

検索ウインドウ

 

困った事があると携帯で検索しますよね!

 

ネズミの駆除もそうですがどんな検索をしても、口コミやランキングなどのポータルサイトが出てきます。

はたしてそのポータルサイトは信用できるのでしょうか?

 

人気ランキング

 

国の機関や市役所、財団法人や公益社団法人を含む公的機関などが運営するポータルサイトは

”非営利型”なので信用度が高いのですが、、

 

公的機関以外のサイトは【広告型】や【掲載課金型】 【成功報酬型】なので
どこかに利害関係があります。

 

マーケティング

 

※事実、弊社にも時々ランキングを運営している企業から
『ランキング上位に掲載するので契約しませんか?』そんな電話が入ります。


が、弊社ではキッパリお断りしております。

 

口コミ

 

また、マーケット調査をしていると今まで口コミが少なかった企業が
突然100件以上のクチコミになる異常な現象に遭遇します。。

 

口コミを読んでみると、やはりおかしい。。
出来過ぎた口コミが散見されます。
はたして、その口コミは信用できるのでしょうか?

 

 

※実際に弊社によせられた口コミの場合はコメントなしで
☆だけの評価で合ったり、簡単な口コミが多いのが実情です。
勿論、評価いただけるのは誠にありがたいことです。

 

つまり、インターネットでネズミの駆除や害獣駆除・害虫駆除と検索しても多くのポータルサイトや集客会社にたどり着きます。

その中から優良業者を探すのはなかなか難しいのが現状です。

 

 

困ったときは、公的機関、役所に相談しましょう。

 

 

(さいたま市役所)

 

 

Q)わからない事や困った時に本当に頼れるのは?

 

A)市役所です!

 

市役所は聞かないと答えてはくれませんが
市民からの問い合わせに対して嘘をつくことは有りません。

 

ネズミやハクビシン等、害獣駆除、ハチやシロアリ等、害虫駆除の問い合わせをすれば
公益社団法人日本ペストコントロール協会を紹介されます。

 

 

2.登録事業者だと何がいいの?駆除を有資格者にお願いする3つのメリット

 

ここでは登録事業者に駆除をお願いすると何がいいのか?というところをお話ししていきたいと思います。

 

①有資格者によるネズミの防除
②害虫退治もお任せ

③消毒作業も任せて安心

の3つです。それぞれ、詳しく説明していきます。

 

①有資格者によるネズミの防除

建築物ねずみ昆虫等防除業登録のある事業者はネズミなどの害獣や害虫に関する

様々な経験や知識を有しています。

一般住宅は勿論、工場や飲食店など、多くの防除実績があり、法令順守で任せて安心です。

 

  • 自分でやってみたが駆除しきれない
  • ノミやダニなども心配
  • ばい菌やウイルスなども恐い

 

そのような方は、建築物ねずみ昆虫等防除業登録業者に駆除をお願いするのが賢明です。

 

3.ネズミ駆除の費用を解説

ネズミ駆除の相場

ネズミ駆除を依頼する前に知っておくべきこと

 

登録事業者業者に見積もりを依頼し、内容と料金を比較検討しましょう。

  • 見積もりの料金: 見積もり自体に費用がかかる場合もあるので、事前に確認しましょう。
  • 追加料金: 現場状況や作業内容によって追加料金が発生する場合があります。契約前に必ず確認し、契約書に明記してもらいましょう。
  • キャンセル・保証: 契約後のキャンセルや、作業後の保証内容も確認しておきましょう。
  • 急がされない: 契約を急がされたり、不安にさせられたりする場合には、契約を見送ることも検討しましょう。
  • 不要な勧誘: 不必要なサービスの勧誘には、きっぱりと断りましょう。
  • 訪問販売: 訪問販売で契約した場合には、クーリングオフ制度が適用される場合があります。
  • 自治体の相談窓口: 駆除方法や助成金制度など、自治体の相談窓口に問い合わせてみましょう。
  • 法律規制: ハクビシンやアライグマなど、法律で保護されている動物もいます。勝手に捕獲することはできません。

 

ポイント:

  • 契約内容の確認: 契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は必ず質問しましょう。
  • 冷静な判断: 契約を急がず、冷静に判断することが大切です。
  • 自治体の活用: 自治体の相談窓口を活用することで、適切なアドバイスを受けることができます。

 

埼玉県も消費者に「害獣の駆除を事業者に依頼するときの注意点」として注意喚起しております。

https://www.pref.saitama.lg.jp/b0304/soudanjirei/191125.html

 

まとめ

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

この記事を読んで理解できたあなたは悪徳業者に騙されることは無いでしょう。

 

”すぐくる”総合リビングサービス株式会社は建築物ねずみ昆虫等防除業登録事業者です。

さいたま市内は見積もり無料ですので、お気軽にお問合せいただければと思います。