1 未来を担う、小・中・高校生の皆さんへ、どうしても伝えたいことがあります。

 

現在は皆さんが普段学校で学んでいる「理科」・「社会」のなかで

   「地球温暖化」

というテーマがあると思います。

 

その中で

「地球温暖化が進んでいるのは、人類が化石燃料(石油・石炭・天然ガス)を使っているため、温暖化効果ガスである二酸化炭素が増えてきていて、そのためである。」

という説明を受けていると思います。

 

「なるほど、そうなのか。あまり化石燃料を使いすぎないようにしなくっちゃ。」

と普通はそう思いますよね。

 

それはその通りで、化石燃料は大切に使わないといけないです。

 

しかし、地球温暖化の原因を二酸化炭素が増えたことにしている部分は根本的に誤っています。

 

そのことについて今回はわかりやすく解説していきます。

 

2 二酸化炭素は地表から発する赤外線(電磁波の一種、光より波長が長い)の一部のものしか吸収できません。

 

つまり、太陽光には反応しないのです。必ず一定の波長の赤外線しか吸収できません。言ってみれば好き嫌いが激しいんですね。

 

まず、太陽光が地表を温めて、その地表がパネルヒーターのように赤外線をどんどん出すことによって、はじめて二酸化炭素はそのエネルギーを吸収できます。

 

でも皆さんは地球の大気の成分は何でできているか教わりましたよね。

そう、窒素78%、酸素21%、二酸化炭素0.04%、アルゴン0.93%です。

そして二酸化炭素は大気の中でいつも窒素分子と酸素分子に猛烈な頻度で衝突されています。

 

ここで初めて二酸化炭素が窒素と酸素に地表から受け取ったエネルギーを渡すことができます。

こうやって空気は温まります。

温まった空気は軽くなりますので対流によって上空に運ばれます。

そして大気全体が温まります。

 

しかし、地表が太陽から受け取る熱は平均すると一定です。

 

受け取る熱が同じなのに、つまり赤外線の量は変わらないのに、二酸化炭素のみ増えたらどうなるのか考えたことはありますか。

 

「ウーン、わからない。やっぱり地球は温暖化するんじゃないのかな。」

 

普通、そう考えますよね。

 

しかし、実は今の二酸化炭素濃度では、二酸化炭素が好んで吸収する波長の赤外線エネルギーは地表5mくらいで吸収されてしまっています。

 

もちろん科学的に厳密に考えれば40mくらいの高さで100%吸収ということになるのだけれども、70%くらいは地表1m以内で吸収されてしまっています。

 

だからこれ以上いくら二酸化炭素が増えようが、地球大気が吸収できる熱量に変化はほとんどありません。

 

このことをわかりやすく図で描いてみます。

 

 

どうですか。

 

「どうしてこの図のようになるのか、わからない。『誤った考え方・モデル』の方が正しそうに思えるけれど………。」

 

それはそうですね。

私もずっと「誤った考え方・モデル」の方で地球温暖化問題を考えてきました。

 

3 実証実験をしてみようと決心しました。

 

しかし「水蒸気に比べて二酸化炭素の昇温力はそれほど大きくない。専門家や環境派の人々がいうことは大げさすぎるのではないのかな。」と考えて、「それならば実証実験をやってその昇温力を計測してみよう。」と思い立ったのです。
 

実際の実験装置は高さ182cm、各辺45cm、容量0.35立方メートルのプラスチック製のボックスです。それを2個作りました。

一方には通常の空気をいれて、もう一方には例えば二酸化炭素濃度6,000ppmの気体を入れて低温ヒーターで温めて両者の昇温具合の差を見るという実験です。

 

簡単そうに見えても、例えば湿度対策をどうするのか、どうやって正確に二酸化炭素を実験用ボックスの中に注入するのか、気密対策はどうするのか等、いろいろ解決しなければいけない問題がたくさんあって、結構難しい実験です。

 

その実験で、湿度20%~30%における二酸化炭素濃度の変化による、昇温力の推移については、ほぼ正確に把握することができました。

 

ところがこの実験を行う過程で思わぬことを発見してしまいました。

それはヒーターの近くの計測点では確かに高濃度二酸化炭素含有気体の方が昇温します。

しかしヒーターから1.5m離れた計測点では、逆に普通の空気の方がよりほんの少しですが昇温します。

何回、おなじような実験を繰り返しても、同じ結果が出ます。

 

これは図の「誤った考え方・モデル」では絶対ありえないことで、全く説明ができません。

 

私は何日も考えに考えて、これは「大気昇温モデル」が誤っている以外に考えようがないという結論にならざるを得ませんでした。

 

そして「正しい考え方・モデル」とはどういうものだろうと、これも何日も考え続けました。

 

そうしてようやくその「正しい考え方・モデル」を図表に描くことができました。

 

描いてみると、これは極めて当たり前の自然現象で、原理的にも完璧に説明できます。

 

誤っていたのは私たちの方だったんですね。

 

私は実験装置を増設し、追証実験を行いました。

その結果、一部分ですが図の「正しい考え方・モデル」が正しいことがわかりました。

 

理論面でこの「正しい考え方・モデル」を説明できる理論はないものかといろいろ文献等を探した結果、「ランベルト・ベールの法則」がこの現象をとてもよく説明できることがわかりました。

 

この法則は高校生にならないと教わらないのかなとも思いますが、わかりやすく説明してみます。

 

4 「ランベルト・ベールの法則」ですべては説明できる。

 

ということで、理論的な裏付けもしっかり取れました。

 

5 未来を担うあなたたちへ贈る言葉

 

そういうわけで二酸化炭素による地球温暖化については、ほとんど心配する必要がないことがわかりました。

 

地球には温かくなりすぎることに対しては、十分な防御力が備わっていたんですね。

 

実は逆に寒くなりすぎることへの防御力という点では十分ではありません。

 

それは巨大火山の存在です。

その火山が巨大噴火を起こして成層圏まで大量の粉塵やエアロゾルが巻き上げられてしまうと、それらが太陽光を遮断し、地球の平均気温が何年にもわたって大きく下がります。

そのため世界中で大飢饉に襲われたことは歴史時代に何度もあり、ちゃんと記録にも残っています。
 

そういう事態が起きる確率はそれほど高くありませんが、起きるかもしれません。

 

昔はそういう大噴火が起きて地球の平均気温が大きく下がると、人々にはなすすべがありませんでした。

 

しかし現在では物資の運搬技術が格段の進歩を遂げています。

ある地域で作物が不作であれば、影響が少なかった地域から食料を運搬することで、問題を解決できます。

 

そういった意味でも現在に生きている人々はすべて科学技術と化石燃料の恩恵をうけています。

 

人類がこのような化石燃料多消費型工業社会へ移行していったことはある種の必然であり、責任のある人はいません。ワットさんが蒸気機関を実用的なレベルに高めなくても、ディーゼルさんがディーゼルエンジンを発明しなくても、他の誰かが発明していたはずで、そういった技術水準に人類はすでに到達していたと考えるべきです。

 

その中で未来を担うあなたたちに語りかけたい言葉としては、よりよい社会を築いていってほしいということに尽きると思います。

もちろん私たちの社会は自由主義社会ですから、ある程度の競争があるのは仕方がありません。

しかしもう少しひとりひとりが大切にされる社会であってほしいと思います。

このことをもって、終わりの言葉としたいと思います。