埼玉川越 木の家 杉本工務店です。
久しぶりのブログ更新です。
今回は、「釘の違い」
2X4工法・在来軸組み工法でも釘の規定があります。
少し前に、準耐火構造による 室内でのボードのビス・釘の問題がありましたが
構造に関係する「釘」は、意外とすぐに見えなくなります。
今の木造住宅で支流になっている剛床(ごうしょう)工法(火打ち材などを使わず構造用合板で梁に釘で止める工法)があります。
24ミリ厚の構造用合板では、長さが75ミリの釘でとめなければいけません。
しかし 機械を使って釘をとめるので多少めり込みそこに木くずが入り釘の頭が見えなかったりします。
構造に関係する釘の頭には、どの釘を使ったかわかるように数字が書いてあります。
この釘は、外壁構造用や屋根の構造用に使われます。外壁・屋根も防水紙を張り 見えなくなります。
しかし、いまだに規定の釘を使わずに やってる人もいます。
人という表現をした理由は、建設会社の指示不足で大工さんが安い釘でやるからです。
私は、関東でしか仕事をしたことがないので他は、わかりませんが関東では、釘は、大工が買ってくる所がまだまだあります。(建設会社支給にすればいいのに)
規定の釘を使う前提で設計してるのに・・・・・・・・
ちなみに規定の釘とそうでない釘の違いです。
上が普通の釘 下が規格釘
わかりづらく すみません。
釘の太さ・頭の大きさが違います。