無垢材の抜け節・ひどい傷の補修 | 大工のブログ

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埼玉川越 木の家 (外断熱のスケルトン木造住宅)
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大工として 家への考え方のブログ

埼玉 川越 木の家 杉本工務店です。


久しぶりのブログ更新です。


最近、忙しく更新ができませんでした(・・・・言い訳です)。




今回は、前から記事にするといいながら できなかった 補修ネタです。




今回の、補修ネタは、無垢材の補修です。(集成材・人工的な木の材料には、合わない補修方法です)



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このように鉛筆がもぐるぐらいの抜け節の補修です。






用意するのは、下の写真のホットボンドです。
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本体が100均でも販売していました。


ボンドの元も100均で販売していました。(色は、いろいろあります)




それを抜け節に 流し込みます。
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この時、注意するのが流し込む量です。盛り上がる程度までボンドをいれます。






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写真だとわかりずらいですが 表面よりボンドがでています。




これを固まるまで 待ちます。




そして 盛り上がっている ボンドを取ります。



取る道具ですが やはり のみがいいのですが少し値段が高いです(2000円ぐらいでホームセンターで売っています)


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のみで取ると綺麗にとれます。




それがダメな方は、包丁でもできます。(仕上がりがうまくいきません)


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両方とも刃物なので取り扱いには、注意してください。




最後に仕上がりです。


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節の色のように仕上がっています。



ボンドの色は、いろいろあるので 合った色を使って やってみるのは、どうでしょう?





最初は、うまく できません。(自分も無理でした)何回もやると だんだんうまくいきます。



綺麗にするなら やはり 「のみ」を買いましょう。