換気扇・エアコンの穴について・・・第2話 | 大工のブログ

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埼玉川越 木の家 杉本工務店です。  今日は、エアコンの穴について・・・





現在、家を新築中の読者さんが現場監督さんから「最初に開けてしまうのはお薦めしない、上手く穴に合うか心配です」と。 言われたみたいです。





だいたいの監督さんは、このように言います。会社の仕様にないことは、めんどくさいからです。





あとで お客様が 電気屋さんに依頼し施工して 何かあっても建設会社は、




「関係ありません。」


「お客様と電気屋さんの問題です。」

           

           と言われることがあるかもしれません。




しかし、「監督さんの穴に合うか心配です。」もわかります。


大工のブログ-Skitch-2012-08-12 08:17:22 +0000.jpgSkitch-2012-08-12 08:17:22 +
上の写真は、モデルハウスのエアコンです。



   ・ダクトの穴を右と左どちらにするのか?


   ・筋交いをよけて 穴をあけてその穴は、うまくエアコンの後ろにいくのか?




エアコンをつけたとき 「ダクトが駄目だった」となると施工会社にクレームがきます。



施工会社は、クレームを恐れてこのような工事をしたがりません。(穴を開けると会社のリスクが高くなる)





上の写真のエアコンは、天井から離れて付いてます。ダクトの穴を筋交いに当たらない位置につけると この位置になります。


デザインとバランスを考えるともう少し 上がよかったのですが 無理でした。



電気屋さんに頼んで筋交いがわからなければ 筋交いに穴を開けます。




2X4工法の場合、筋交いがないので少しは、安心です。







しかし、




雨仕舞いが悪く雨水の浸入・断熱欠損での熱橋による結露が心配です。




家のことを考えるなら なるべくエアコンのスリーブを入れることをお薦めします。



大工のブログ-Skitch-2012-06-19 09:42:19 +0000.jpgSkitch-2012-06-19 09:42:19 +
スリーブの位置に合うエアコンを買いましょう。