見えない所・・・(施主として)第2話 | 大工のブログ

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埼玉川越 木の家 (外断熱のスケルトン木造住宅)
     杉本工務店のブログ


大工として 家への考え方のブログ

埼玉川越 木の家 杉本工務店です。  今日は、前の内容の つづきです。



施主としての現場での 職人との付き合い方です。



たまに 施主の方であいさつもなく現場に来られる方がいます。



職人は、誰だかわかりません。現場に来られる時は、「施主の○○です」と言っていただく 助かります。






ここからは、現場での裏話です。(自分の思うことです 他の職人と考えが違うかもしれません)



今の時期 現場での作業は、過酷です。


皆様は、手ぶらで行きますか?冷たい飲み物など持って来てもらうと うれしくなります。


そこで 「ヨシ がんばろう いい仕事しよう」とおもいます。


家を作っているのは、現場の職人です。愛想がいい営業さん・監督さんでは、ありません。無愛想な職人です。


営業さんと仲良くなって サービスは、してもらえるかもしれませんが イコールいい家とは、かぎりません。



あらためて言います。家は、現場の職人が作ります。職人は、人間なので感情が入ります。


会社の営業さんは、「ご祝儀はいらないですよ。その分 家にお金を 掛けましょう」と言う方がいます。


営業さんは、売れただけでご祝儀をもらったようなものです。


自分は、ご祝儀をいただいた家に還元します、還元といってもご祝儀を返すのではなく 新品の鋸の刃で作業します。ご祝儀がないと前の現場の使い古しです。



知り合いの方で「地鎮祭などで お金をかけるなら 大工にお金をかけろ。神様じゃなくて 大工が家を作るんだ。」と言ってる方がいます。ごもっともだと思います。



皆さん  少しは、現場の職人さんにやさしく接してください。いい家ができると思います。