心の旅ブログ -3ページ目

橘小竜丸劇団鈴組・ゲスト出演

人生50年とは誰が言ったか
情報に富み医療が進歩した現代
実際は80年といったところだろうか。

今年10月にその半分である40年を終え
命尽きるまでの残りをどう過ごし何を残そうか…
時に大袈裟なことを思ったりもする。

方や大層ではなく細やかな喜び、例えば美味しいものを口にしたり、素晴らしい景色を見たり、命あるものと触れ合う…
そんなことこそが美しいと感じたりもする。
ところで僕は明日舞台に立つ。
光栄なことにある大衆演劇の座長周年記念にゲストとして呼んでいただけた。

コロナという災いが世間に渦巻く中、
人と群れず(元々群れない性質だが)、
流鏑馬神事も中止になったり、企画に携わっている舞台公演の打ち合わせも一旦休止、仲間との日々の組稽古も充分にはしづらく、郷へ顔を見せることも見送っている。

熟考の末の明日の舞台。
芸でお金をいただくことにシビアな考えな僕は、良いと思う仕事しかしたくない我儘な男だが
昼夜別公演、総ページ数70に及ぶ石橋直也さんの脚本は本当に素晴らしく、それが出演を決意した理由の一つでもある。

稽古数は正味2,3日。
大衆演劇ならではの少ない稽古期間、なかなかの状況ではあるが、
だからこそ自分の力も試され
今持っているものを全力投入して
このご時世にも関わらず駆けつけてくれる方の心に何かを手渡し
明日を歩む希望になってもらえれば嬉しく思う。
人生は残り40年ある。
だとしても
「明後日死んでも悔いはない」
そんな気持ちで全精力をかけて挑む。

 
 
 
 

[橘小竜丸劇団鈴組]
劇場:篠原演芸場
昼の部:刹那の刃(開場11:30 開演12:30)
夜の部:人斬り幻九郎(開場17:00 開演18:00)
料金:1700円
*席を間引いているため指定席即日完売,自由席のみになります
劇場電話番号:0339081874
*11:00から繋がります

鈴丸座長五周年記念公演ゲスト出演のお知らせ
https://ameblo.jp/tachibanasuzumaru/entry-12638775442.html