それで私も専業で家庭教師をしていた時期がありまして
主に成績が悪いお子さんを中心に受けていました。
それで良くも悪くも成績がふるわない場合にはいろんなパターンがあるなあと思います。
特に「アルファベットが読めない高校生」の指導はハードでした。
しかし一番大変だったのは
「親の期待」
と
「子供の実力」
のミスマッチがある時です。
子供の成績が悪い場合
「子供のポテンシャル」が 有る/無い
「親が課すライン」が 高い/低い
の組み合わせが数パターンあります。
楽なのは子供のポテンシャルがそこそこあって、親が課すラインが低い場合です。
これはそれなりの結果を出しやすいわけです。
難しいのは子供の実力が足りていなくて、明らかにモヤモヤした感じなのに
「この子は国立薬学部だけしか無理です。私立は受かるんですが…。」
とかなる場合です。
いや、私立で良くない?
国立は無理ぽ…
と思ってものらりくらりと逃げてるような気がします。
はっきり言って国立薬行きたければ(医でも獣医でも歯学でも)起きてる間中は延々と勉強するものです。気絶するまでやらないと普通は受からないです。(計画的にやっていればそうでない場合もあるかもしれませんが。)(実際はよく寝たほうが良かったりするんですが、やりもしないでのらりくらり逃げるのは無し。睡眠不足はやはり良くないですね、と言うことができるくらいまで試行錯誤するのが普通。そうしてベストパターンに持ち込むのがモチベーションの高い人だと思います。)
なんですよね。
で、実は私もこういうのらりくらりタイプは苦手なんですよね。
やるかやらないか、いい加減はっきりしないとね
と思ってしまうわけです。
それで中途半端にやれる場合、実際はもう燃え尽きている可能性もあるわけですが。
なかなかこのような場合にどうしたら良かったのか
未だにわからないところであります