こしした
さて、クランク加工も上がってきたので、ボチボチと腰下を組み上げていきます(´Д`)
まずはその前にコンロッドの重量確認です
コンマ数グラム以内の差であれば問題は無いが
コレが3グラムとか4グラムとかだと問題ありですね
その場合は、削ったり、重量差が少ないコンロッドを用意するなどの対策が必要ですが・・・
削る場合は、重量バランスを考えないといけなく、ハマリやすい作業だし
コンロッドを複数用意するのも、一般的にはチョットね・・・(ウチは在庫多数ですがw)
そう考えるとなかなか難しいですが、せっかくバランスを取ったので
避けては通れない作業です(;´Д`)
まぁ、幸いにも今回使うコンロッドは、重量差が殆ど無かったのでそのまま行きます
因みにZX系のコンロッドは、ZX10以降からコーティングで強度も稼いでいるので削るのはNGです
どうしても削るのであれば、徹底的にやって再コーティングするなどの作業が必要ですね
中途半端は、ただ性能を落とすだけの行為です
そんな感じで、時間を見つけてはコツコツ組み上げ、腰下はケース組み付けまで完了
後は細かい部品を付けて行けば腰下は完成ですが、その前に小細工です
オイルポンプに付いているリリーフバルブです
コイツで必要以上の油圧上昇を制御してます
まぁ、別に神経質なって弄る所ではないと思いますが
オイルラインを弄っているので、保険?で油圧UPです
まずはノーマル圧を計測
0.3MPa辺りから開き始めます
そして計測
今度は0.4MPa辺りから開き始めます
上げ過ぎは、汁漏れや、フリクションロスの原因になるので
ポンプを組み込み、腰下の組み上げは粗方完了です
さぁ~て次はヘッドだ