4月になりました。ついに。

1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。

まあよく言ったものですね。

恐ろしいほど時の流れが早いです。


前回のブログに沢山の感想をいただき、感謝いたします。

くださる言葉のひと言ひと言を目にするたびに心が満たされてゆきます。

言葉たちが日々を過ごす原動力となっております。本当にありがとうございます。


4月1日はエイプリルフールでしたね。

この日に言葉を発すると、何が本当でどれが嘘なのか分からなくなってしまいそうなので2日に日付が変わった今日、少しだけお話ししたいと思います。いや、少しじゃなくて結構語ってしまうかもしれないです。

もしかしたら目にして不快に思う言葉が出てくるかもしれません。

お気を悪くされたら途中で読むのをやめても構いません。

どうかご了承くださいませ。


4月を迎えた今、放送業界、ラジオ業界は番組編成が大きく変化しました。

番組表を見てみると、驚くべき、そこにはポッカリと空いた穴が目立つようになっていました。

好きだった番組が幾つも終わり、代わりになってくれるような番組すら、そこには有りませんでした。例を挙げると、

NHK FMで放送されていた片寄明人さんの「洋楽グロリアスデイズ」が3月末で最終回を迎えてしまいました。

日曜の夕暮れ時にゆったりと洋楽を楽しむ良い時間だっただけに、残念でなりません。

それに代わる番組もないようで、ただただ、穴が空いたまま塞いでくれるものもない。そんな気持ちです。

それから、同じくNHK FMで放送されていた杉真理さん、和田唱さんの「ディスカバービートルズ2」

このディスカバーシリーズは、大河ドラマのように1年という決まりがあるので、終了することはわかっていたのですが、番組表にはどこを探してもディスカバーシリーズの続報は有りませんでした。毎年1組の洋楽アーティストについて深く掘り下げ、新たな出会いをくれたディスカバーシリーズまで終わらせてしまうなんてNHKは一体何を考えて番組を作っているのでしょうか。

今まで聴いてくれていたリスナーが見放されたしまったようで、非常に残念です。


良質な番組ばかりが無くなり、毒にも薬にもならない、悪く言ってしまえば面白くもない喋りをたらたらと流しているだけの番組が多くなってしまっているように思います。

そういう番組が好きな方もいらっしゃるでしょうし、ある程度多くいるからこうした番組が増えるのでしょう。

ただ、多数派だけが全てではないことを覚えていていただきたい。


やはり今回一番顕著に見られたのが「洋楽番組」

の打ち切りでしょうか。

今の人、特に若い世代は「洋楽」を聴かなくなっていると耳にしたことがあります。

理由は「歌ってる言葉がわからないから」

他にもあるとは思いますが、主には上記のことが災いとしているようです。

もちろん、音楽の聴き方は自由。

旧いもの、新しいもの、洋邦、ジャンル、何を聴こうが自由です。


ただ、ラジオというメディアにおいて、それらと出会う「機会」を奪ってはいけないと思うのです。

自分はラジオを通して沢山の洋楽と出会うことができました。

音楽を紹介してくださる素晴らしいディスクジョッキーの方とも出会いました。


その機会を「需要がないから」とどんどん打ち切られて、奪われてしまうのが残念でなりません。

聴く聴かないの自由はありますが「出会う自由」もそこにあることを覚えたいて頂きたいです。寂しさと共に、放送業界へ少なからずネガティブな感情を持ってしまうのも事実です。


何回か前のブログにもありましたが、昨年末で矢口清治さんの担当されていた「Music Freeway」が終了してしまいました。

ひどくショックを受けました。

情けないことに、ちゃんと聴き始めたのが放送開始からかなり遅いタイミングだったので、放送回数のほとんどは聴けていないのです。

これは悔しい。悔しくてたまりません。

正確に言えば未だ受け入れられずにおります。

代わりになる番組を探そうとも、そう見つかるわけではありません。

洋楽との出会いをくれたのはもちろんですが、矢口さんの唯一無二の美しい語りを聴いていくにつれて、日々の色んな出来事を洗い流してくれる、そんな要素もありました。

そんな平日、日付が変わる前のひとときがどれほど大切だったか、大切な時間を奪われてしまった悲しみは、未だ癒えることはないでしょう。


このように、終わってしまった番組を挙げてきましたが、結局は矢口清治さんに行き着いてしまいました。

現在、後番組として始まった番組は、週替わりでプレゼンターがリレー方式で変わるそうです。

そのシステム、一体いつまで続くのでしょうね。

そんなことするくらいなら矢口さんのままでいてほしかった。

こんなことをほざいていても仕方がないのですが、どうしても、納得いかないのです。

この想いは約3ヶ月という時間を費やしても消えてくれることはありませんでした。


もしも、放送業界の方の目に留まることがあれば、お伝えしたいです。

洋楽番組と、もう一度出会わせてくれませんか?




最後になります。そこで、大層なことではありませんがひとつお知らせがあります。

矢口清治さんの番組が再開するまで勝手に、あることをここでやろうと考えております。

誰も気づいていないとは思いますが、数日前からプロフィールの文章にcoming soonと書いております。たった今計画中なのですが、いつ着工するかは分かりません。

ただ、この計画は、自分にとって重要なものになることをひしひしと感じ取っています。

成功するかは、今、この駄文を最後まで読んでくれたあなたがいればきっと大丈夫。

そう信じています。


新年度からお付き合いありがとうございました。

体調がなかなか安定しないのですが、できる時にできることを。

それではまた会う日まで、ごきげんよう。

ここまでのお相手はSallyでした!


2024.4.2