1087 妄想小説「嵐の夜には」第12話。 | スギマンのブログ(SKE熊崎晴香・女優小林亜実・HKT地頭江音々応援ブログ)

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(最近は川嶋美晴ちゃん、杉山歩南ちゃん、HKTの地頭江音々ちゃんも推してて…)
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第12話「追及






スギ「……亜実にどうしても聞きたいことがあるんだ…」

スギは真剣な顔で亜実に訊ねた。

亜実「……何?……」

亜実は悪い予感がしたのか、ボソッとした声で応えた。


阿弥「スギくん?どうしたの!?」

阿弥も、まさかスギが口を挟んでくるとは思っていなかったので、驚きを隠せなかった。



スギは軽く深呼吸をしてから、ゆっくりと話し始めた。


「俺が事故を起こした嵐の日…直前まで、桑島…それから亜実が住んでたアパートに俺は居たん……だよな?」


「………そうだけど…?」

それがどうしたの?というような顔の亜実に、スギはさらに続ける…


「そして、免許を取ったばかりの俺は、初心者ドライバーのくせに、嵐の夜にも関わらず…その子の所へ行こうとして…途中で事故を起こした……んだよな?」


「……うん」


亜実が何か嫌そうな顔をしている…
阿弥は何となくそう感じ取っていた。


「俺が病院で意識を取り戻した時…
目の前に亜実が居て…涙流しながら笑顔で抱きついてきた…
あの日を思い出したんだ…。」


「そうだよ…だって嬉かったもん…」

亜実は目の下の涙のあとを人差し指で軽く拭き取りながら、笑顔で応えた。





「病室に花が飾ってあった…」

「うん♪」

「あれは…亜実が?」

「そうだよ♪病室って、殺風景だからね…」

「……そっか…」


そんな他愛もない会話を繰り返すスギに、
阿弥はちょっとイライラとして…

「スギくん?……何が言いたいの?」

と、軽く口を挟んだ。

すると…


「あの時…亜実は俺が意識を取り戻したことが嬉しくて、さっきみたいに涙を拭きながら花瓶の水を替えに行ったんだ…」

「亜実と入れ替わりで、担当医の先生が意識を取り戻した俺の様子を見に来たんだ…」

「先生は…献身的で素敵な彼女さんだと亜実のことをスゴく誉めてたんだ…」

「え?ホントに??」

「毎日欠かさず見舞いに来ては、花の水を替えに来てた…ってね。」

「うん♪」

「そして……俺が命が助かったのは……」


少し間を空けてからスギは真剣な顔で


「彼女さんがすぐに救急車を呼んでくれたからだ…って言ってたんだ…」

と言いながら亜実を見つめた。
そして…


「なぁ…亜実?」

「………」












「何で…亜実は、俺の事故現場にすぐに来れたんだ??」








つづく




この小説のようなものは、あくまでもスギマンの妄想であり、登場人物とか家族構成とか関係性は全てフィクションです(笑)

次回…亜実がついに…




では、また(^ω^)