724 【妄想小説?】「抱きしめられたら」第6話 | スギマンのブログ(SKE熊崎晴香・女優小林亜実・HKT地頭江音々応援ブログ)

スギマンのブログ(SKE熊崎晴香・女優小林亜実・HKT地頭江音々応援ブログ)

SKE48を2015年3月に卒業した小林亜実さんを応援しています(^ω^)
現役では熊崎晴香ちゃん推しですが、基本はSKE箱推しブログです。
(最近は川嶋美晴ちゃん、杉山歩南ちゃん、HKTの地頭江音々ちゃんも推してて…)
要はKSDDブログです←

過去リンクは下記より行けます♪

709 【妄想小説?】「抱きしめられたら」第1話

712 【妄想小説?】「抱きしめられたら」第2話

715 【妄想小説?】「抱きしめられたら」第3話

718 【妄想小説?】「抱きしめられたら」第4話

721 【妄想小説?】「抱きしめられたら」第5話

それでは…スタート!!




妄想小説?「抱きしめられたら」

第6話「ハルカ」






「ハハハ」

おじさんは大笑いだった。

「笑い事じゃないですよ~」

スギマンも苦笑いをするしかなかった。

「ごめんなさい、おじさんだと思って…つい…」

髪は短めで日焼けした顔が健康的な女の子がバツの悪そうな顔をしていた。

「ごめんごめん、冗談だよ。
逆に、これで君との距離が一気に縮まったと思うしね♪」

スギマンはニコッと笑って女の子の顔を見た。
すると、女の子も白い歯を見せながら

「えへへ」と笑った。

女の子の笑顔が見られたので、スギマンは背筋を軽く伸ばしながら…

「…えっと、僕は…そうだな、やっぱりスギマンって呼んでくれていいよ…君は?」

すると、女の子もスギマンのマネをするように背筋を伸ばしながら…

「私は、ハルカ。じゃあ、よろしくね…スギマン♪」

「おいおい…いきなり呼び捨てかよ!!」

スギマンは冗談っぽくハルカにツッコミを入れた。

「いいじゃん、私のこともハルカって呼んでいいからさ~」

「…分かったよ…よろしくね、ハルカ♪」


元気で活発そうな女の子だなとスギマンは思った。


そんな時…スギマンは、今回おじさんに頼まれたことを思い返していた。



ハルカは亜実の家の隣に住んでいる。

半年ちょっと前、ハルカの母親が妊娠をした。

ハルカの両親の実家は、それぞれ田舎で商売をしているので、なかなか祖父母が会いには来られないそうで…

ハルカの母親が、自分が入院した際には、家族ぐるみで親交のあるおじさんに「ハルカを預かって欲しい」と頼んできたようだ。

その時は、亜実が居たので簡単に引き受けてしまったんだけれども…

いざ、その時が来ると…亜実はコンサートツアーに同行している為に家に居ないという結果に…。

しかも、おじさん自身も出張で2日留守にしなくてはならない。



そこで、手が空いていそうで信頼できる人材を考えていたときに…おじさんはスギマンの顔が浮かんだらしくて、すぐに電話をした…という訳だ。


どんな子の面倒を見なくてはいけないのか…。

それだけが気がかりだったスギマンも、

良かった…ハルカとなら、2人きりでも退屈しなさそうだな…。

そう思いながら、おじさんがお茶を入れに行ってる間も


スギマンとハルカの会話は止まらなかった。





その日の夜…

スギマンは、おじさんとハルカとで
近所のファミレスに来ていた。

「ほんとに何でも食べていいの!?」

「あぁ、もちろんだよ♪……スギマンもね(笑)」

「ありがとうございます♪」











「おいしい~♪」

スギマンが、パスタを夢中で食べているハルカを微笑ましく眺めていると、おじさんが口を開いた。

「おじさん、明日の始発に乗って出張に行くから」

「分かりました」

「まぁ、上手くいけば…明日の夜には帰れるかも知れないけど…」

「はい!」



すると…おじさんは…

ポテトをつまみながら…


「2人で家に居てもいいし、少し歩いた所に動物園も…」

と言いかけた所で…

「どうぶつえん♪」

ハルカが目を輝かせて、話に割り込んできた(笑)


口のまわりに、ケチャップがついたままのハルカを見たおじさんとスギマンは…

「じゃあ、動物園で決まり…だな」

「そのようですね~」

と笑いながらポテトに手を伸ばす。


「やったぁ~♪」

ハルカは嬉しそうに、右手のフォークを空に突き上げた。








つづく。




この小説のようなものは、あくまでもスギマンの妄想であり、登場人物とか家族構成とか関係性は全てフィクションです(笑)
当初は12話くらいで終わらせようとしてたんですけど…このペースだと、ちょっと延びてしまうかも知れません…(((^_^;)

皆さん申し訳ありません…(´・ω・`)






では、また(^ω^)