鈴木さんと加藤さんという投資家がいました。
鈴木さんは、毎日、さまざまな情報を収集し、独自の分析を行って、株の取引も
頻繁にしています。
加藤さんも、情報を収集し、分析もしているものの、株の取引は頻繁にしていません。
あなたなら、この二人のどちらのほうが投資成績が悪いと思いますか?
1:鈴木さんのほうが成績がわるい。
2:加藤さんのほうが成績がわるい。
アメリカの行動経済学者ブラッド・M・バーバーさんの研究によると
一般的に
「個人投資家は値上がりしている株を売り、値下がりしている株は持ち続ける」
また
「最も頻繁に株の取引きをする個人投資家の成績は非常に悪い」
ということがわかったそうです。
これから考えるとAの鈴木さんになります。
頻繁に株を売買する人は、「株を選ぶ能力は平均的な投資家よりも優れている」と
思いこむ傾向にあるそうです。
いわゆる、うぬぼれです。
うぬぼれが悪いわけではなく、失敗した経験から何も学ばない
うぬぼれが一番たちが悪いそうです。
人は行動が正しいと証明されると
「自分にはそれだけの実力がある」とうぬぼれるものの
間違っていたことが証明されると
「その原因は自分以外にある」と自分を防御してしまうようです。
パチンコが好きな人の話をきくと
勝ったことしか話をせず、負けたことは一切話してくれません。
これも一種のうぬぼれかもしれません。
当然、これに該当しない投資家さんもいらっしゃるのも事実です。
でもそういう方は、投資のルールを設けている人が多いと感じます。