SUGIのブログ

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スキーとかコーヒーとかハマってるものを徒然なるままに書いてます。。。

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家族がコロナに感染、一旦下がった熱がまた上がり、症状が悪化するという経過を前回書きました。

在宅療養を選択した結果、家族は濃厚接触者となり、外出禁止。

このため、悪化した症状に対して、受診中の病院から薬が処方されても、薬を取りに行く手段がなく、郵送のため、中2日以上かかるといった状況で、刻刻と症状が悪化していく状況に投薬が追い付かなくなりました。

特に、喉の痛みがひどく、喉の痛み止めの薬が処方されても2日待たなければならない間に、どんどん症状が悪化して、水も飲み込めなくなってしまい、解熱剤も飲めないため、どんどん熱が上がっていく状況。

このままでは、脱水症状を起こし、危険な状態になってしまいます。

 

近くに聖路加国際病院があり、そこで点滴でもしてもらえば脱水症状も改善し、痛み止めなどを同時に投薬すれば、症状が緩和されるはずなのですが、前に書いたように、最初に受診した医療機関へ相談するようにとの一点張りで、全く埒が明かない。

これがコロナの医療崩壊なのだ、と実感しました。

 

前日の夜から水も喉を通らない状況で、朝から、聖路加国際病院と、自宅療養サポートセンターに繰り返し電話し、何時間たっても埒が明かない状態でした。

自宅療養サポートセンターに、

「このままでは脱水症状になり、救急車を呼ばなければならない状況になってしまうので、その前に対応をお願いしたい」

「自分はPCR検査陰性なので、外出は問題ないはず、自家用車で病院に運ぶことはできないのか」

などなど、考えうる対策を話してみましたが、

「救急車を呼ばなければらないほど症状が悪化したら、救急車を呼んでください」

というとんでもない回答が返ってきました。

水の補給と投薬さえすれば、症状は緩和されるはずなのですが、症状が悪化するまで待て、という人権問題にも発展しそうな回答。

 

これ、一人で自宅療養してたら、死にますよ。

 

本人は救急車を呼ぶのは気がひけるのでしばらく我慢してみる、と言っていましたが、さすがに夕方近くになるころ、救急車を呼ぶことに合意。

119番に電話し、事情を説明しました。

 

救急車が到着してから、受け入れ病院探しが始まりました。

みつからないんですよ、これが。

持っている診察券を渡して、さらに交渉してもらい、結局、聖路加国際病院で受け入れてもらうことになりました。

救急車を呼んでから、1~2時間。。。。

 

自宅療養で亡くなる人ってこんな状況なんだ。。。

 

水と薬が飲めるようになってその後、快方に向かっていったのですが、本人は死を覚悟した、と言っていました。

本当にひどい。

 

命は大切です。

保健所や、自宅療養サポートセンターの指示に従おう、と気を使っていては命を落としかねない。

また、躊躇せずに救急車を呼んだ方がいいと思います。

自分の身は自分で守る。

コロナ感染時の教訓です。