ここがヘンだよアメリカ野球

ここがヘンだよアメリカ野球

アメリカの大学野球の正体についてアメリカの大学でプレーする(した)選手たちが情報発信!

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ども!

お久しぶりです。TEAM Sugi 本間です。

最近このブログ、

「ここが変だよアメリカ野球」

の間を空けてしまっていてすみません!


先々月末に私、Sugi事、本間が日本に帰国しまして、

現在、日本は、夏の高校野球シーズン真っ盛り!

私もここのところ毎日指導の勉強のために、予選を見に行っているのですが、

その中で気づいた、

日本の高校野球とアメリカの大学野球の違い、

技術的であったり、身体的であったり、戦術的であったり、

そんなことをこれから数回に分けて書いていきたいと思います!!



まず、初回のテーマは、

「インコース」について!


はい、インコースについてと漠然と書きましたが、

実は、ここ最近、日本の高校野球を見ていて、

「そういえば、日本のピッチャーってインコース結構キツメに攻め易いよなー!」

って感想を持ちました!

というのも、

まず、審判が比較的、

日本だと、避けなかったらボール!

と判定することが多いので、

意外とインコースを厳しく攻めても、大丈夫!

というのが日本の高校野球だとあるような気がします!

それがアメリカの大学野球だと、

まず、体に当たればデッドボールです!

更に、たまに外国人選手なんかで、

自分からヒジを出したり、ヒザを出したりして当たりに行く選手って見かけると思うのですが、

あれ、結構います!笑

というか、結構当たりに行ってるのに、審判も普通に、

「デットボール!」

なんて大学くらいだとジャッジします!

MLBでも、

ちょっと動画を探したら、

この間、ナショナルズのマックスシャーザーが9回までパーフェクトピッチングをしていて、

最後のバッターのデッドボール自分から当たりにいってますよね!笑





そんな国なものなので、

結構、チームのルールとして、

「インコースを避けるな!」

そして避けると、

「Wear It!(当たれよ!)」

なんてベンチから怒声が飛んで来たりします!


しかしながら、これが結構ピッチャー目線からすると厄介なもので、

インコースを全く避けないチームだったりすると、

そもそもデッドボールのリスクが大きすぎて、

インコースに投げられない!!

なんて事も起こってくるわけです。

実は、相手ピッチャーのインコースを潰すという点で、

合理的な作戦だったりもするわけです。

私個人的には、

痛いのは嫌いなので、基本避けたいですけどね(笑)


そんな「インコース」の対応一つとっても、

野球って違うものだなーっと思った今日この頃でした。



とりあえず、今日のテーマではこの辺で!

次回も少し打撃について書きたいと思います!!


Suguru Homma