夜の川下り~那珂川 | ★STOP!放射能ガレキ全国拡散!玄海、泊~全原発!子供虐殺!不妊ワクチン&殺精子コーン&六ケ所&祝島

夜の川下り~那珂川

マロが生まれる前、初夏のころ。

友達のバッタ氏(仮名)の誘いで、妻M子の3人で那珂川へ川下りに行くことになった。

那珂川は、水戸の上流、那須の下流、そんな位置を流れている。

http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&oe=UTF-8&hl=ja&msa=0&msid=102517901697022037177.00000112f1e4dbb6d1ed1&z=11&om=1  


車2台で、下流の川原で車中1泊。 酒をしばし飲んで。。
翌日は9時半起床、ねぼうだ。


車1台置いて、上流へ移動開始。
結構上まで来てしまった。
準備してたら、カナディアンに乗った親子が流れていく。かっこいい。

うちらもスタート。
奥さんは初めてなので、バッタ氏のファルト、フランスの名艇 カナールに乗った。
私は、スラローム
バッタ氏は、短いカヌー(ロデオ?)


野田知佑さんが何度も下っただけあって、風流な川だった。


途中、1ヵ所だけ、かなりの難所があった。
先頭のバッタ氏に続いて、右カーブへ進入したところで、
バッタ氏が、突如沈
「あれれ?」
と思った瞬間、私の船も右横に突然吸い込まれるように傾いて落下!ヽ(*'0'*)ツ
沈?と思う間もなく、水中に上半身があって、船底がすごい速さで移動している∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
あせりつつも、スプレースカートをはずし、脱出した。


浮上して、前方を確認すると、川が二股に分かれている。
左は、岩岩、右は普通の川原。
バッタ氏が、危険な左側へ吸い込まれていくではないか。。(/_;)/~~!
私は、カヌーにつかまったまま、必死に右へと泳いだ。。(;°皿°)
なんとか、右側に抜け、真ん中の川原に上陸。

バッタ氏は、もう見えない。


「奥さんはどこだ?」

と上流を見ると、
私たちが沈したコーナーの外側の渦に巻き込まれ、グルグル回っている。
本流に出ようとしているが、出れない。


距離にして、250mくらいある。すぐには助けにいかれない。

そのとき、奥さんは、渦のさらに外側の、少し切り立ったガケのような岩場に上陸し、カヌーを引き上げた。
そして、4mくらい引きずって、渦エリアの下流側にカヌーを置いて、そいつに乗り込み、
「ズリズリ、ドボン!」
と本流へTake offしたのだった。
そのあとには当然、2股の、天国地獄の交差点が待ち受ける。


ちょうど、上流の川原に、車にのったカヌーイストがいて、挙手と大声で、

「右へ行け!」

と指示を送ってくれた。


M子は指示通りに右の流れに乗り、難所を独り、無事にクリアしたのだった。

「よかったねー!」とお互いの無事を喜びあってから、、二人で流れていくと、1km弱行ったところに、バッタ氏が上陸していた。

上陸すると、バッタ氏は、なんと、ケツから血を流していた。( p_q)
岩に削られたらしい。寒い(((( ;°Д°))))!

そのあとも、小さいヤナとか、堰が何度もあり、ポーテージ(カヌーを持って、迂回すること)を強いられた。

なかなか進まない。


夕方になって、急いでいたら、後ろにいたはずのバッタ氏がいなくなってしまった。
そして、本当に暗くなった。(°д°;)


周りは、山で、川原も狭く、近くに道路は無さそうだ。上陸しても、その後が困る。

流れも遅くなってしまった。


大ヤナまでもう少しだからなんとかがんばろう。
真っ暗な中、川の瀬の音が近づいてくる。
真ん中さえはずさなければ大丈夫。。。

クリアして、振り返ると、、M子もついて来ている。ホッ。


時々、

「ドブン!」

と大きな魚類がダイブする音や、

「ダダダ」

と岸を走るケモノの音がする。


「河童とか出てきて、シリコダマとか抜かれないよねえ?( ̄_ ̄ i)」

と、心配になった。


それなりに漕いで、距離的にはもうすぐ、高瀬の大ヤナのはず。

暗闇の彼方から、だんだんとても大きな瀬の音が聞こえてくる。

もう上陸しないと。。


と、ラッキーなことに、右岸でキャンプしている人たちがいて、そこへ上陸。
焚き火などしてもらい、衣服を乾かした。


バッタ氏が来るかもしれないので、懐中電灯で、照らしつつ、到着を待った。
40分くらいして、全て放出したかのような様子でバッタ氏が到着。(゜ρ゜)


途中、ウンコをしたくなって、皆にだまって(恥ずかしいから)上陸したらしい。
そのあと、暗闇で沈したら、上とか下とか全くわからなかったらしい。


親切な人たちに下流の車までおくってもらった。

そして、その夜に、上流までいって車2台揃え、再びキャンパーのいた場所へ戻って1泊した。
次の日、大ヤナの展望食堂で、鮎の塩焼きなどを食べた。
おいしかった。