女ひとりでも生きていけるようになりたかった。
”男なんかいらない”じゃないけど
恋人に依存するような生き方は自分が嫌だと思っていた。
大切な人だということは揺るがないけど、
連絡が無くたって、
好きだの何だのって言われなくたって、
余裕で構えていたい。
そうだ、余裕が欲しかった。
でも今はどうだ。
余裕なんてどこにも無い。
寂しくて苦しくて毎日のように彼の名前を呼ぶ。
愛してるの一言で胸がぎゅっとなる。
彼を想って何度も涙を流した。
何度も眠れない夜を過ごした。
余裕なんてどこにも無い。
泣きながら
強くなりたいって思った。
こんな弱い自分が情けなかった。
それでも
寂しくても
辛くても
苦しくても
挫けそうでも
この気持ちはずっと変わらなかった。
嫌いにはなれないし
ますます想いは募るばかり。
他の誰でもない彼をますます大切に思うようになった。
1年前より
少しは強くなれたかな。
あと1年
頑張れるかな。
次会ったら
思いっきり抱きしめてもらうんだ。

ほんと振り回されてる。
それじゃだめだと思いつつ
そんな日々が愛しかったりする。





もうだめだと思った。
今まで平然を装ってきたけど
何かが抜け落ちた、その跡に触れてしまった。
気づいてしまった。
その大きさに。
大切さに。

時間は取り戻せない。

寂しさに溺れて息ができなくて
苦しくて苦しくて
いっそこのまま死んでしまいたい。

心臓がぎゅうっとしめつけられて苦しい。
涙があふれて止まらない。
瞼を閉じれば涙と一緒に思い出が流れ出す。

でも何も伝えられない。
弱虫。
弱いって知られたくない。
これ以上離れたくない。
どうしようもないってこういうこと。

さびしいって
ただそれさえも
その4文字さえも
言えない。



約束したのに。