国立のBD発売が近づいているが,待ちきれなくてももクリ2013のBDを観ている.
ももクリ2013は本当にいろいろな場面が印象に残っているのだが,一曲目の「僕らのセンチュリー」を観ていて思ったことを書きたい.
いつも話題になるのが大箱のライブの一曲目である.この前の桃神祭の一曲目は「天手力男」で,祭を連想させるにはもってこいの曲である.ももクリ2012の一日目は,紅白が決まったあとの大箱であり,ももクリ2010を連想させる演出とともに「走れ!」であった.
そうすると「僕らのセンチュリー」は,ある意味国立決定を予兆させるものでもある.
「僕ら=ももクロ」のセンチュリーだ,と.
LOVE&PEACEを高らかにうたいながら,実は私たちの時代であるとアピールしてたのかもしれない.
そして話は少し変わるが,僕らのセンチュリーという曲の立ち位置(ももクロちゃんとファンにとってのポジション)が一年でここまで変わるのか,ということも感じられた.
ももクリ2012の限定シングルとして発表された僕らのセンチュリーが,一年でライブの一曲目を担うほどの曲になった,ということである.
もともとクリスマスを(少なくとも)イメージした曲であることは間違いないが,それでも一曲目に使われるほどに変わるのだ.
曲自体は変わらないのに,個々人の思い出やライブでの思い出が重なっていく.これはどんなアーティストでもそうだが,本当にすばらしいことだろ思う.
僕らのセンチュリーという曲が,さらにファンに意識づけされた瞬間でもあった.
最後に,一曲目にこの曲を歌うと,一番最初にももクロちゃんとファンが「LOVE!!PEACE!!」と声をそろえることができる.
ファンのうりゃおいから始まるのも良いが,こうやってももクロちゃんと一番はじめから声を合わせて楽しめるのは本当にうれしいことである.
クリスマスにももクロちゃんと一緒に,LOVE&PEACEをうたえる幸せ.
これが「一曲目:僕らのセンチュリー」の一番のねらいだったのかもしれない.
あまり深く考えすぎてはいけないとずっと思っている.
直感で.そのとき感じたものを,心から楽しむ.
でもたまに,振り返ってみて,ちょっとオーバーに考えるのも,夢が膨らんで楽しいかもしれない(笑)