学生の頃、ストレスが溜まって溜まって仕方がなかった頃、よく自傷行為をしていた。
それでも母親にバレるとなんて責められるか怖くて切るまでには至らず、
壁に頭をガンガン打ちつけたり、
足をカッターで切ってみたり、
コンパスで手のひらを刺したり、
中でもよくやったのは、手の甲を「つねる」行為だ。
つねるだけならすぐ跡が消えるし、結構痛い。
手のひらなら普段見えないし、やってるところをもし見られてもそんな不振がられない。
次第に手の甲の爪の跡が消えなくなり、白くなった爪の跡がたくさん残るようになった。
その頃になると、手のひらより手の甲の方が回数が多くなり,自傷行為もエスカレートしていく。
その手のままもちろん生活し、ご飯も共にする。
私は少しだけ、気づいて欲しいという期待があったのだろう。
「どうしたの?」
「何かあったの?」
少なくとも自傷行為をしていた5年間、一度も言われることはなかった。