スクラムキッズ

スクラムキッズ

「学び」は子供たち自身で創るーソフトウェア開発の手法に基づいた、プロジェクトベースの教育法を探っていきます。

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前回から時間が開いてしまいましたが、スクラムキッズ初の実践編の続きです。

 

前回書いた最初のミーティングで、鉢植えの花を粘土で作ることが決まりました。

 

次に、これを完成させるにはどんなパーツを作ればよいかを考えます。子供たちにイメージ写真を見ながら考えてもらいました。

 

まずは花びらの部分、茎、葉っぱ、花瓶、。。。。などと言いながら、ひとつづつポストイットに書いていきます。そして、パーツを書いたポストイットはホワイトボードの左側の部分の「作るもの」欄に貼っていきます。

 

 

 

 

たくみは「ぼく、お花のうえに飛んでるちょうちょ作りたい爆笑」そうなので、「ちょうちょ」もやることリストの一つに加えました。

 

 

 

ここで一つの小さなプロジェクトが立ち上がったわけですが、この一つのプロジェクトの始まりから完成までを「スプリント」、そしてスプリントのはじめにする、いわゆる「やることリスト」を決めるミーティングを、スクラムでは「スプリント プランニング」と言います。

 

大人のスクラム世界(?)ではもっと複雑で、1つの大きいプロジェクトを完成させるために複数のスプリントを組んで次々とスプリントを実行して行くのですが、まだはじめの一歩なので、一応1つのプロジェクト=1つのスプリントとして考えます。

 

スプリントプランニングで使ったホワイトボードには左から「つくるもの」「つくりちゅう」「できたビックリマーク」の欄があります。

いわゆる「やることリスト」ですね。スクラム用語では「バックログ」、今日のリストはスプリントで使うバックログなので「スプリント バックログ」と言います。

 

本来は、スプリントプランニングでバックログの優先順位を決めたり、方法を考えたりという話し合いをするのですが、今日の目的は、この「やることリスト」を子供たちに見せてあげることだったので、とりあえずこれで作業にとりかかります。

 

次回に続きます。