堅苦しい話はこれで終わり、と言いましたが、あれは嘘です。
思ったこと、感じたことを文章にしていきたいと思ったので、こんなことを書こうと思います。
成長論です。いや、お前まだガキだろ、と言われたらまあそうなんですが、自分がこれまで部活でスポーツをやってきて感じたことを語りたいと思います。少し難しい話になってますが、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

具体的に何を話すかと言うと、

・基礎を大事にしろと言われる理由
・長所(個性)を磨けと言われる理由
・他人の意見を聞けと言われる理由

です。
それでは、ぜひ見ていってください。


今回は説明の都合上、「走ること」を例にあげて説明したいと思います。
「成長→足が速くなること」
と捉えてください。

まずは、足が速くなるための要素について話します。この要素、もちろんですが無数にありますよね。

・身長、体重
・筋肉の付き方
ね。
・腕振りは肘の角度が小さい方がいい?大きい方がいい?

細かくあげようと思えばいくらでも挙がります。(以下、これを要素と呼びます)

これらの「要素」の性質について、まず前提として分かっていてもらいたいことが、「どの要素にも必ずメリットとデメリットが存在する」ことです。この要素の性質が、実は自分を成長させるために大きく関わってくるものになります。
メリット、デメリットとはどんなものか、例えば身長で例を挙げると…

・背がでかい
メリット→大きな動きがしやすい
デメリット→足の回転は遅くなりやすい

・背が小さい
メリット→足の回転が早くなりやすい
デメリット→動きが小さくなりやすい

こんな感じです。
ここで大切になってくるのが、

「メリットとデメリットがどれくらいの比率で存在するか?」

ということです。
今の例をそのまま使います。
背がでかいことのメリットは、大きな動きがしやすいからと定義づけました。そしてデメリットは、足の回転が遅くなりやすい、としました。走る速さは、一歩の大きさ(大きな動きにより得られる)と、足の回転の速さで決まります。これらは2つも重要な要素になっているので、どちらも捨てることはできません。
明確に、メリットとデメリットはどれくらいの比率か、というのは完全な主観ですが、僕の場合これは「大体50%ずつだろう」と考えました。この比率は、自分のコンディションや感覚などで一人一人変わってきますが、大体同じくらいの比重だろう、と考えます。

ここで、身長については自分でどうこうすることは出来ませんが、「メリットとデメリットが同じくらいずつある」と分かれば、身長は高くても低くてもどっちでもいいと考えられるのはわかりますか?なぜなら、それは本当に人によって違う、個々の感覚によるものだからです。
つまりこれは個性。自分の長所や短所です。この話は最初に挙げた、「長所を磨け」に関わってくるので、1度保留にしておきますね。

次に、別の種類の「要素」についての話をします。それは、「メリットとデメリットの比率が圧倒的にどちらかに偏っている」ものです。

例えば…「走る時に腕を振るor振らない」

走る時に腕を振るメリットは沢山あげられます。身体の軸をぶらさない為だったり、腕の振りを水平方向への推進力に変換する、だったりです。
しかし、デメリットを考えてみましょう。あくまでも、「速く走る」ための腕振りに関するデメリットです。思い当たりますか?

僕が頭を振り絞ってやっと浮かび上がったデメリットと言えば、「疲れてしまう」こと。しかしそれは、身体が全く動かなくなってしまうような疲れではなく、明らかにメリットがデメリットを上回っていますよね。

先に言うと、これが「基礎・基本が大切な理由」です。
僕の考える「基礎」というのは、「自分を成長させる要素のうち、メリットがデメリットの量を大幅に上回っているもの」です。
先程言ったように、腕振りは絶対にした方がいいんです。なぜなら、メリットの方が圧倒的に大きいから。皆が平等に得られるメリットなので、それを取り入れていなければ差がついてしまう。それが「基礎」なのです。

簡単にはなりますが、僕の考える基礎の大切さというのが何となくわかってもらえたと思います。

次に、長所を磨く話に戻ります。
メリットとデメリットの差があまりなく、ぶっちゃけどちらでもいい要素の話です。
自分が成長するには、できるだけデメリットより多くのメリットを得ている必要があります。なので、確実にメリットだけが得られる「基礎」をまず身につけるわけですが、ここから先の成長度を分けるのは、確実に、今言ったような要素です。

メリットをデメリットより上回らせたいと思った時、自分の短所(=デメリット)を減らそうとしてしまうかも知れません。しかしそれは、大きな遠回りとなります。なぜなら、最初の方言った通り、いかなる要素にもメリットとデメリットが存在するからです。
基礎を全て身につけた後にデメリットを減らそうとすると、メリットも損なう羽目になってしまうのです。
ならどうすればいいか。それは、何度も言っている通り、長所(=メリット)を磨くことです。
デメリットというのは、実は(というか当たり前だけど)他の要素のメリットによって克服できます。それを利用するんです。

さっきの身長の例に加え、腕振りの時の肘の角度についても考えていきましょう。

身長が低い人のデメリットは、身体が大きく使いづらいことだと言いました。その時は、腕振りの肘の角度を狭めてみるんです。
やってみれば分かりますが、その方がより速く動けます。身体が大きく動かしずらい代わりに回転数を上げて、これを補うんです。

逆に、今度は身長がでかい人です。身長がでかいと、足の回転が遅くなりやすいと言いました。しかしこの時、腕振りの肘の角度を広げます。こうすると、回転は遅くなりやすいままですが、高身長を生かした大きな動きができ、一歩一歩が大きくなります。
これも、僕がここで定めた高身長のデメリットを補えていると言えます。

デメリットを減らそうとすると、同じ量メリットも相殺されて意味が無い。だから、メリットを伸ばす方向で考えてみるんです。
これが、長所を磨くことの意味です。

最後に、他人の意見を聞き入れる重要性について話したいと思います。
実はこれが1番大切な作業だと僕は考えています。
さっきからずっと言っている通り、成長するには、「成長するための要素」の中でメリットデメリットを探し出し、そこから自分のコンディションなどと合わせて、1番良い物を見つけるのが大切になってきます。
つまり、この「成長するための要素」を沢山持っている方が、強くなれるというわけです。

例えば…みなさんは足が速くなりたいと思った時、爪の長さについて考えたことはありますか?
この例に関しては僕もメリットデメリットが見つけられていませんが、このように、身近な所に「要素」は沢山隠れているんです。
こういう風に、色々な要素に目を向け、メリット・デメリットに仕分け、自分に合わせて選択する。これが大切です。もしかしたらあなたが「格下だから」と思っている相手が、あなたが思いもしない「要素」を知っているかもしれません。
それらも全て1度自分の頭の中に落とし込み、何度も言うようにメリット・デメリットに仕分け、取捨選択をする。これが成長への近道なのではないでしょうか?
これこそが、他人の意見を聞き入れた方がいい1番の理由だと、僕は考えています。


長くなってしまいましたが、これが僕の持論です。ここであげたメリットデメリットの例は、あくまで僕の主観ですので、それだけお気をつけください。
走ること以外にも、他の競技、スポーツ以外にも使える考えなんじゃないかな、と思ってます。
そして、僕がここでつらつらと書き記した意見もまた、「要素」の1つです。
ここまで読んでくださった方はぜひ、この僕の考えによるメリットやデメリットを仕分け、自分はこの考えを取り入れた方がいいか否か、考えてみてください。

これで本当におしまいです。ただの高校生の持論ですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
こういう内容もたまにやって行きたいので、これからもよろしくお願いします。