僕の彼女を紹介します。
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僕と彼女

僕と彼女は知り合って1年が経とうとしている。


知り合った、いちばん初めの日。彼女は僕とまったくしゃべらなかった。


彼女のそばには常に他の女の子がいて、僕が何か話しかけると、そのこが受け答えをした。

彼女はシャイなのだ、すごく。動物園のアライグマなんかとは違う。

それで、僕はなんとなく話しかけづらくなってしまい、そのままになった。


その後、飲み会等でたまに顔を合わせたけれど、やっぱり彼女は喋らなくて、

口をひらいても、ふたこと、みこと、喋れば、すぐに口をつぐんでしまった。


その頃、僕は他のおんなのこをちょっといいなと思っていたし、そのまま月日は過ぎてしまった。


3か月くらいしてから、彼女と一緒にごはんを食べる機会があった。

学食でばったりと会ったので、一緒にごはんを食べた。

少し喋って、ちょっといいな、と思った。言葉遣いとか、考えていることとか。


僕は彼女に興味をもった。


その後、僕は想いを寄せていたおんなのこに振られ、

彼女とよくごはんを食べることになった。

彼女の学食に来る決まった時間には、必ず学食に行き、一緒にごはんを食べた。


どんな話をしたのか、は良く覚えていない。きっとたいしたことのない話だ。

それでも、言葉の端々から、彼女の彼女らしい部分が伝わってきた。


たとえば、ゲイのはなし。彼女は彼氏がホモでもいい、と言った。

だって安心でしょう、とまじめな顔で彼女は言ったのだ。


そのうち、彼女の部屋に遊びに行くようになった。

彼女は読書家で本棚にたくさん本が並んでいた。

借りたり、貸したりしているうちに、どんどん仲良くなった。

仲良くなればなるほど、彼女は饒舌になり、僕は彼女にすこしずつ恋をしていった。


そしてある日、彼女から「一緒に寝よう?」と言われた。

僕のことが好きだったのか、誰かの代わりだったのか、それともただ単に寂しかったのか、

それとも、彼女の単なる好奇心なのか。定かではないけれど、とにかく僕たちは一緒に寝た。


そしてその日から僕らは恋人同士になった。

僕について、興味のある人がどれだけいるのか知らないけれど、一応僕についても書いておく。


僕。

20歳。学生。

趣味は読書と音楽鑑賞。


彼女が僕にとってはじめての彼女である。

でもキスは3人目。

彼女の紹介

彼女のプロフィールを書くと。


19歳(2005年7月現在)

女(当たり前だけれど)

趣味は読書とゲーム。

特技はパソコンのタイピングと計算

好きな食べ物はオムライスとチーズトースト


こうやって書くと普通の おんなのこ、だ。

(普通っていうのがどういう定義なのかはさておくとして。)


でも彼女は 普通の域を逸脱しているのだ。

僕の彼女

僕の彼女は、ちょっと、というか、かなり、というか とにかく変わっている。


どこが?と言われると、言葉につまってしまうのだけれど、

人に会えば「ちょっと変わってるね」と言われるのだから、たぶん変わっているのだろう。


そんな彼女のことと自分のことをマイペースに書いていきたいと思います。