おひつじ座、という店名からイメージできるような穏やかでくつろげる空間。金曜の夜はここで過ごしました。

▽黒板
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▽システム
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チャージ(席料)+チャーム(お通し)で3,600円。その他に飲食代となっていました。チャージは演奏者ごとに増減するようです。上野ARIESの標準的なチャージでしょう。

鍵盤の音が好きなので、飯塚由加さんのピアノを聴きに行きました。手元の良く見える席を占めるには、演奏の最初からいなければならないのです。

大澤理央(Vo)、飯塚由加(Pf)、鈴木賢治(Per)のユニットにsonrisa(Vo)を迎える、という編成でした。これは後から知りました。

二人デュエットではなく、交互に3曲ずつ3ステージ歌う構成でした。

女性ヴォーカリスト2人とパーカッション、とだけ知らされていたので、曲目の傾向はまったく分からぬまま行きました。いずれジャズ風○○には違いないのです。

ロックンロールを聴きながらバーボンをロックで飲むことが多いので、お酒はカクテルにしました。流石にロックンロールの演奏は似合わない店構えのようでした。

食前酒にしようとカンパリソーダにしました。色は透明感のある薄桃色です。撮影する前に照明が落とされ、開演の近いのを知らされました。

▽飯塚&鈴木
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演奏はピアノとパーカッションのインストから始まりました。飯塚由加さんのピアノは、いつものように歯切れ良く、鈴木賢治さんのパーカッションは「きらきらして」います。

そこに「のびやかな」sonrisaさんの声が重なります。そして3曲。

「かわいらしい」声の大澤理央さんに交代すると3曲があっという間に過ぎて、最初の休憩です。ここまで来て「Bossa novaの日なのだな」と分かりました。

休憩時間にヴォーカリストのお二人から名刺を頂きました。写真入りでした。名前と顔を覚えるには充分なインパクトです。

カンパリソーダは、微かな甘味はあるものの口に含むと苦い。チクッと苦いのではなく、長く続く苦みです。時間をかけて苦味の薄れた後は、隠れていた甘味が甦ります。後味としては甘味が優るように感じました。

後味で苦味が優るなら、生ハムとドライバジルのピザを頼むつもりでした。その前に辛口の酒が欲しくなりました。2ndステージはダイキリを飲みながら聴きました。

▽ダイキリ&チャーム
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カクテルの度数も上がりましたが、ステージもボルテージが上がって来ました。オーディエンスも増えて来ました。

僕ホールデン、貴女フィービーとかけてダイキリを頼んだ訳でもないのですが(ライ麦畑でつかまえて・サリンジャー)

ダイキリは砂糖抜きにしなかったけれども、カンパリソーダより辛くなりました。ライムの風味の爽やかな酒です。

二度目の休憩時間
「翌土曜は15時まで仕事で、15時55分から横浜で行われるライブに間に合うように移動するのは難しい」という話をしているうちに3rdステージが迫って来ました。

ブリーフィングの間にドライマティーニを頼みました。王様マティーニ。〆に相応しいでしょう。撮影は忘れてしまいました。色はダイキリに近いですが、味はまったく違います。キリリと引き締まる感じは見事でした。

3rdステージ、
sonrisaさんは「ウイスキーがお好きでしょ?」
大澤理央さんは「イパネマの娘」を歌っていました。どちらもお好きですwww

▽飛び入りピアニスト
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途中、ミュージカル歌手とピアニストの飛び入り参加も1曲ずつありました。よく練られた構成だったと思います。

最後に撮影タイムでお開きになりました。

▽記念写真
(大澤理央>>sonrisa>>鈴木賢治>>飯塚由加の順)
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鈴木賢治さんと飯塚由加さんは、元住吉Powers2以来の顔合わせだったことになりますが、インスト曲を聴いていても息が合っていたように思います。



▽大澤理央の名刺
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大澤理央HP
http://riojazz.web.fc2.com/
大澤理央blog
http://rionatural.blog89.fc2.com/


▽SONRISAの名刺
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SONRISA blog
http://ameblo.jp/una-sonrisa-solar/

【una sonrisa solar】とはスペイン語で【太陽の笑顔】という意味です←と教育的指導がありました(^∀^)

(文中敬称略)

自分にとって9月最大のイベントは仙台で11日12日の両日に催された“定禅寺ストリートジャズフェスティバル”でした。


ちょっとベースを弾きに、ではなく「ちょっと聴きに」行ったのです。演奏するでもなく、東京から出向くのは、ある意味演奏するひと以上のモチベーションが要ります。当初、9月はジャズフェスの“The Zircons”だけにするつもりでした。特に旅の前は他のライブを自粛する方向でした。


が、夢月まりあさんを聴きに9月7日、四谷OUT BREAKまで行ってしまいました。


“ROCK DRUNKERS FREE DRINK SPECIAL!”


という飲み放題のライブイベント。ふらっとなった理由はお分かりでしょう。5月18日の同ライブに所用で行けなかったせいもあります。夢月まりあさん自ら手がける歌詞はコアなファンを対象に書かれています。そのアイドル的な歌詞をロックな演奏(※XML)に乗せるという野心的な試みは、回を重ねるごとに馴染んできていて、その進化を確かめたい気持ちもあったのです。


ANNA XIN

夢月まりあ

飛猿

mimic

コバリとサンダー


出演順です。対バンはバリバリのかっこいいロックばかりでした。mimicさんと夢月まりあさんのCDを買いました。CDで聴くヴォーカルは、どちらも甘く柔らかい感じがします。ライブでは結構、低音域の太い声を出してますが音源では“かわいい歌い方”に聞こえます。進化しているのだなと思いました。収録した時点より上手くなっています。或いはライブの迫力、オーディエンスから力を貰った結果かも知れません。通販で音源を入手しただけでは判らない夢月まりあさんの成長を感じたのは収穫でした。


え?酒ですか?自分はFOUR ROSESロック飲んでました。飲み放題だからといい気になって。。。旅の準備が押せ押せになるはずです。


※XML:Extention Maria aboratory の頭文字を取って「XML
http://mariatan.com/xml.htm




7月31日、夜の部でオープニング・アクトしていたコジマハルコさん。

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・DAWN
・君の愛が僕の狂気を鎮める(の英語)
・つまつき
・Small Spirit

4曲を披露してくれましたが、「何もない何もない~」の出だしから引き込まれました。低音域が得意なのだなと感じた1曲目から一転して2曲目以降は良く伸びる高音も聴かせてくれました。驚くほど音域が広いのです。

ワンマンライブのO.A.は比較的アウェーの立場でしょうが「もっと聴きたい」と感じさせる上手さがありました。周りにいた女性ファンも同様だったでしょう。

ワンマンライブの主役も心得たもので、バンド演奏の後の弾き語りコーナーで再びコジマハルコさんを舞台に上げました。コラボするためです。万雷の拍手で迎えられたのは言うまでもありません。

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・セピア/中嶌タカシ作
・糸/中島みゆきcover

自作曲セピアのリードヴォーカルをコジマハルコさんに譲ったのも英断でした。十代から二十代に差し掛かる頃に作られた曲ですが、凝った作りで難しい曲と思います。それだけヴォーカルのセンスが活きる曲です。コジマハルコさんの解釈が伝わって来ました。

糸は、主役の友人が入籍したことにちなんで選曲されたようです。コーラスを付けたコジマハルコさんのファルセットは、ゆったりしていて遊びがありました。楽々歌っている感じです。

アンコールの後で、音源CD“コジマハルコ・01”を手に入れて帰りました。つまつきが収録されていました。

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※主役の中嶌タカシについてはmyspaceで稿を改めるつもりです。