■2011/4/6 Asagaya NEXT SUNDAY(Tokyo Japan)
■マリエ企画「偽りなき暴走」第六夜
■出演
斉藤麻里、オダタマコ、吉村かおり、小杉美帆、マリエ
小杉美帆さんからお知らせがあり、久しぶりにスタインウェイのグランドピアノを聴きに出向いたのです。そうNEXT SUNDAYにはスタインウェイのグランドピアノが鎮座しています。当然、小杉美帆さんはピアノ弾き語りをするものと思っていました。いつものように。
東日本大震災の影響は東京西部のライブ小屋にも及び、非常口確認のアナウンスもありました。
前回のNEXT SUNDAYではブラックルシアンを頼みました。おいしかったのです。今回は桜の季節なので桜リキュールを使ったカクテルを頼むつもりでした。たとえばインスピレーション、春うらら、C・Cサクラ、桜ミルク、桜瑞泉、桜舞、桜マティーニなどなど。メニューを眺めるといずれも見当たりません。花見自粛ムードはここまで来たのだな、と深追いはせずに選んだのが、アマレットジンジャーでした。いうなれば偶然に選んだのです。
辛口で頼んだアマレットジンジャーを手に着席すると、聞き覚えのある男性ヴォーカルが流れています。誰だろう?と記憶を辿っていたら中嶌タカシさんでした。今年は未だ彼を聴いていません。いつの間にか斉藤麻里さんがステージに上がり開演しました。
アマレットはアーモンドに似た香りで、まったりした甘さという記憶がありました。甘すぎずキリリとした辛口の味わいを楽しんでいたら、2曲目はアマレットジンジャーという曲を歌っています。驚きました。たしか小杉美帆さんの長居DEPOワンマンライブにゲスト出演していたはずです。大阪までは行けないので、斉藤麻里という名前だけを辛うじて覚えていました。
オダタマコさんも初めて聴きました。とても楽しそうに歌うひとです。曲とトークとのミスマッチな感じも面白い。楽しませる、というサービス精神の賜物でしょう。聴くと明るくなれる気がしました。
オダタマコさんのメロディは予定調和的で裏切りません。ゆったり心を預けていられる安心感があります。トークは予定調和に収まらないシュールなものですが。。。オダタマコさんの歌詞でモチーフになっていたペンギンや自転車には、自分も愛着があります。
続いて吉村かおりさん。カメラのファインダー越しに見た印象は、髪が短い点でオダタマコさんに似て見えました。良く見るとオダタマコさんのショートボブに対して、頭の形にフィットした感じ。
玩具箱ポップス、と企画のマリエさんが形容したそうですが。さすがにアップテンポでした。佳境に入ったライブに相応しいものです。
♪のうさぎかける、という曲は、歌詞が韻を踏んでいておもしろかったです。ピアノは力強いというより元気な感じでした。
小杉美帆さん。サポートギターを付けてピアノ弾き語り、がいつものスタイルです。今年の2月に銀座Miiya Cafeで、初めてサポート無しの彼女を聴きました。この日は普通の彼女に戻るのかと思いましたが。
冒頭、いつもは締めに歌う♪ru:fenから始まりました。何かが起こりそうです。いつもは1曲目に歌う♪赤い靴を歌い終わると、つと立ち上がりましたピアノ弾き語りのひとは、滅多に途中で立たないはずです。
ステージ中央に進み出るとピアノの脇にあったアコースティックギターを手にしました。シンクロしてサポートギターが下がります。つまりギター弾き語りに初挑戦したのです。曲は♪23。以前はMySpaceにありましたが、今は置いていない曲です。懐かしいけれど聴いたことのないアレンジで新鮮な響きでした。
ピアノに戻りサポートギターも戻って♪ソライロギター。テンポの良いこの曲は、サビのギターが聴かせる曲です。
締めは♪ほんとのあたし。なるほど。やや重いテーマですが、感情を込めて歌い上げるのに適した曲です。比較的新しい曲ですが、そういえば毎回のように歌っていました。
この日最後の演奏はマリエさん。見るからにロッカーで、歌も辛口です。ハッピーになる曲は歌わない(作ったことがない)、と前回聞いた記憶があります。サポートドラムに今回も大塚サキさんがいました。
たとえば、ある曲の終わり部分の歌詞は、
♪~君のことが嫌いだった。初めから、たった今でも。
実に辛口です。
そうは言っても、どうでもよい存在は好きにも嫌いにもならない、とするなら「嫌い」を丁寧に表現することは、その対象を強く意識していることと同義です。逆説的には愛の裏返しなのかもしれませんね。
なかなか捻りの利いた歌詞で、やはり企画するひとには、それだけの才覚があります。それをギター片手にロックンロールで歌うのです。
ギター弾き語りの斉藤麻里さんと、ピアノ弾き語りの吉村かおりさんには、どちらもサポートドラムのマーフィさんが付いていました。
「ずっと俺のターン」と称して、9組の女性アーティストを迎えて、ひたすらマーフィさんはドラムを叩く企画ライブをするそうですが、それがいつなのかは失念しました。
アマレットジンジャーの斉藤麻里さんは、新宿navi cafeで小杉美帆さんとのツーマンライブをする、と発表されました。今から5月1日が楽しみです。
■マリエ企画「偽りなき暴走」第六夜
■出演
斉藤麻里、オダタマコ、吉村かおり、小杉美帆、マリエ
小杉美帆さんからお知らせがあり、久しぶりにスタインウェイのグランドピアノを聴きに出向いたのです。そうNEXT SUNDAYにはスタインウェイのグランドピアノが鎮座しています。当然、小杉美帆さんはピアノ弾き語りをするものと思っていました。いつものように。
東日本大震災の影響は東京西部のライブ小屋にも及び、非常口確認のアナウンスもありました。
前回のNEXT SUNDAYではブラックルシアンを頼みました。おいしかったのです。今回は桜の季節なので桜リキュールを使ったカクテルを頼むつもりでした。たとえばインスピレーション、春うらら、C・Cサクラ、桜ミルク、桜瑞泉、桜舞、桜マティーニなどなど。メニューを眺めるといずれも見当たりません。花見自粛ムードはここまで来たのだな、と深追いはせずに選んだのが、アマレットジンジャーでした。いうなれば偶然に選んだのです。
辛口で頼んだアマレットジンジャーを手に着席すると、聞き覚えのある男性ヴォーカルが流れています。誰だろう?と記憶を辿っていたら中嶌タカシさんでした。今年は未だ彼を聴いていません。いつの間にか斉藤麻里さんがステージに上がり開演しました。
アマレットはアーモンドに似た香りで、まったりした甘さという記憶がありました。甘すぎずキリリとした辛口の味わいを楽しんでいたら、2曲目はアマレットジンジャーという曲を歌っています。驚きました。たしか小杉美帆さんの長居DEPOワンマンライブにゲスト出演していたはずです。大阪までは行けないので、斉藤麻里という名前だけを辛うじて覚えていました。
オダタマコさんも初めて聴きました。とても楽しそうに歌うひとです。曲とトークとのミスマッチな感じも面白い。楽しませる、というサービス精神の賜物でしょう。聴くと明るくなれる気がしました。
オダタマコさんのメロディは予定調和的で裏切りません。ゆったり心を預けていられる安心感があります。トークは予定調和に収まらないシュールなものですが。。。オダタマコさんの歌詞でモチーフになっていたペンギンや自転車には、自分も愛着があります。
続いて吉村かおりさん。カメラのファインダー越しに見た印象は、髪が短い点でオダタマコさんに似て見えました。良く見るとオダタマコさんのショートボブに対して、頭の形にフィットした感じ。
玩具箱ポップス、と企画のマリエさんが形容したそうですが。さすがにアップテンポでした。佳境に入ったライブに相応しいものです。
♪のうさぎかける、という曲は、歌詞が韻を踏んでいておもしろかったです。ピアノは力強いというより元気な感じでした。
小杉美帆さん。サポートギターを付けてピアノ弾き語り、がいつものスタイルです。今年の2月に銀座Miiya Cafeで、初めてサポート無しの彼女を聴きました。この日は普通の彼女に戻るのかと思いましたが。
冒頭、いつもは締めに歌う♪ru:fenから始まりました。何かが起こりそうです。いつもは1曲目に歌う♪赤い靴を歌い終わると、つと立ち上がりましたピアノ弾き語りのひとは、滅多に途中で立たないはずです。
ステージ中央に進み出るとピアノの脇にあったアコースティックギターを手にしました。シンクロしてサポートギターが下がります。つまりギター弾き語りに初挑戦したのです。曲は♪23。以前はMySpaceにありましたが、今は置いていない曲です。懐かしいけれど聴いたことのないアレンジで新鮮な響きでした。
ピアノに戻りサポートギターも戻って♪ソライロギター。テンポの良いこの曲は、サビのギターが聴かせる曲です。
締めは♪ほんとのあたし。なるほど。やや重いテーマですが、感情を込めて歌い上げるのに適した曲です。比較的新しい曲ですが、そういえば毎回のように歌っていました。
この日最後の演奏はマリエさん。見るからにロッカーで、歌も辛口です。ハッピーになる曲は歌わない(作ったことがない)、と前回聞いた記憶があります。サポートドラムに今回も大塚サキさんがいました。
たとえば、ある曲の終わり部分の歌詞は、
♪~君のことが嫌いだった。初めから、たった今でも。
実に辛口です。
そうは言っても、どうでもよい存在は好きにも嫌いにもならない、とするなら「嫌い」を丁寧に表現することは、その対象を強く意識していることと同義です。逆説的には愛の裏返しなのかもしれませんね。
なかなか捻りの利いた歌詞で、やはり企画するひとには、それだけの才覚があります。それをギター片手にロックンロールで歌うのです。
ギター弾き語りの斉藤麻里さんと、ピアノ弾き語りの吉村かおりさんには、どちらもサポートドラムのマーフィさんが付いていました。
「ずっと俺のターン」と称して、9組の女性アーティストを迎えて、ひたすらマーフィさんはドラムを叩く企画ライブをするそうですが、それがいつなのかは失念しました。
アマレットジンジャーの斉藤麻里さんは、新宿navi cafeで小杉美帆さんとのツーマンライブをする、と発表されました。今から5月1日が楽しみです。