教育理論:自分も人も大事にする | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

当校の教育理念は3つ

 

 

1、生徒の力を100%引き出す、ということ。

 

2、自分も人も大事にする人材に育てる、ということ。

 

3、充実したハッピーな人生を送れる人材育成。

 

 

というわけで、今日は前回に続き、教育理念の2番目について。

 

 

人が自分も人を大事にする。当たり前のようで、一番難しい。それがこの大事にする、ということ。たとえば、親孝行。皆やるべきことは分かっている。分かってはいるけれども、行動に移せない。

 

母の日が近づいてきているので、子供達に何かするの?と聞きました。特に何も考えていない、というので、色々と聞いていくと、最近卵焼きづくりを練習している、とのこと。それなら、母の日に作ってあげたら!絶対にお母さん感激するよ!と提案すると、考えてみます、とのこと。

 

人って、色々なことを追い求めますよね。経済力だったり地位や名誉だったり。でも、そんなものが手に入った所で一瞬の満足感しか得られません。人が本当に幸せを感じる時は、人が人を大事にした時なんです。

 

先日、車の中でラジオを聞いていて、こんな質問がありました。「あなたが最近幸せだと感じたのはいつですか?」と。そして、こう続きました。「その時は、誰かと一緒にいた時ではありませんか?誰かと笑った時。誰かと話をしていた時。それは一人ではないはず」と。

 

車を運転しつつ、私は深くうなずいてしまいました。あ、確かにそうだ。家族であったり、友人であったり。確かに思い浮かんだのは、全て誰かと一緒にいた時であり、一人で映画を見ている時ではないな、と。

 

もちろん、人の中に入れば、嫌な思いをすることもあります。でも、人が人を大事にしている時、そこには誰かしらの笑顔が存在します。

 

巣鴨アドバンススクールは、人を大事にする模範でありたいと思っています。生徒には自分も人も大事にしてもらいたい。そのためには、まずは先生自身が、自分をそして生徒を大事にすることから始まります。

 

そのために、私たちに何ができるのかを日々模索しています。

 

というわけで、私も卵焼きづくりにでも挑戦してみますかね!笑

 

みなさん良い週末を!