同じ間違いを何度もやってしまう場合の解決方法 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

同じ間違いって何度もやってしまいますよね。


先日もとある生徒が

月例テストの直しをしていて

計算問題を間違えていました。

うちでは必ず、テストの見直しをしてもらっています。



またやってしまったぁ、と落ち込む生徒。

そして、こんな質問が来ました。

「どうすれば、計算ミスをしないようになりますか?」と。

生徒から質問が来た時はチャンスです!

彼らの吸収力はマックスになっています。



計算ミスをしないための方法論としては

しっかり見直しを、と模範解答があるのですが

方法論では限界です。

私はこんな話から始めました。


「バッターがね、空振り三振ばかりしたとするでしょ。」

はい。


「そのバッターが、どうしたら空振りしないようになりますか、と聞いてきたらなんて答える?」

うーん、ボールを見て、とかもっと練習するとか。


「方法論はそうだね、でもね、結局は、次は絶対に打つぞ!と決めて

打てるまでバッターボックスに立つってことなんだ。」


打てるまで。。。


「今まで空振りだったから、次も空振りかな、なんてバッターボックスにたっても

打てるようにはならない。

次は絶対に打つ!そう決めて練習して、バッターボックスに立って

何度空振りしても、あきらめない。

それを繰り返せた人は、必ず打てるようになるんだ。」


なるほど。計算ミスも、できるようになるまで挑戦しろってことですね。

「そういうこと!

また計算ミスしないかな、なんて弱気ではなくて

次は計算ミスしない、そういう強気で挑戦し続ければ、必ず結果はついてくるよ。」


というわけで

これも全部、私が先輩から言われたことなんですけどね(笑)

ではでは。