結婚は人を幸せにするのかどうか:原因と結果の混同 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

今日はバレンタインデーですね。

日本では、女の子が男の子に告白する日、となっていますが

アメリカでは男女関係なくプレゼントしていますよね。


ありがたくも

私も小学生の生徒からチョコレートをもらいまして

生徒のお母さんに確認をしました。

「あのぉ、あのチョコレートは義理?」(・・。)ゞ

「当たり前です!」(゙ `-´)/

と間髪入れずに突っ込まれてしまいました(笑)

なかなかするどいツッコミで

清々しい気持ちになりました(笑)



さて、前にも紹介したことのある私のお気に入りのポッドキャストチャンネル。

www.freakonomics.com

毎週欠かさず聴いているのですが

今週のテーマは「結婚」

今回の放送では

以下のうわさの真相に迫っています。


「結婚は人を幸せにするのか。」


この質問は本当におもしろいな、と思います。


多くの人が描いている結婚=幸せという図式。

これは本当なのでしょうか。


皆さんも考えてみてくださいね。


私もこの質問を聞いた時

考えてみました。


結婚生活は、1人でいるときよりも

孤独感が減る、出費も合理的になる為に経済的に得する、だから幸せなのかな、と。


では番組の結論をご紹介。

結婚は人を幸せにするのかどうか。


結論としては、結婚する人の幸せ度は

結婚する前と後で変わらない、だそうです。


では、なぜ結婚=幸せという図式ができあがるのか。

実は、幸福度が高い人は結婚相手として選ばれやすいから、だそうです。


つまり、結婚するから幸せになるのではなく

幸せだから結婚相手に選ばれやすい、ということなのですね。


うーん、これは大変興味深い考察ですね。

原因と結果が逆なのですね。

結婚が幸せの原因なのではなく

結婚が幸せの結果なのですね。


それはそうですよね。

不幸そうな人は結婚相手に選ばれにくいでしょうから。



そこで思い出されるのが

哲学者アランの言葉ですね。

「幸福だから笑うのではなく、笑うから幸福なのだ」と。


これを文字りますと

「結婚するから幸せなのではなく、幸せだから結婚できるのだ」ということでしょうか。


一応補足ですが

例外もたくさんありますし

離婚するカップルもたくさんいます。

もちろん一概には言えないのですが

今回のポッドキャスト、私としてはちょっと目から鱗でした。


それでは皆さん良い週末を♩