最近、日本から来た生徒たちが
巣鴨に通い英語の勉強をしています。
今までにも、数多くの渡米して間もない生徒たちが
巣鴨で英語を勉強していきました。
中には夏の数ヶ月で、英語が全くできない状態から
英検3級レベルにもっていった小学6年生の強者もいました。
さて、最近通い始めた生徒の1人が
アメリカについて不平不満をもらすんですね。
「もう日本に帰りたい、アメリカつまらない」と。
私は「そっかそっか」
と話を聞いていたのですが
私も帰国子女時代を振り返ってみると
こんな感じだったなぁ、と思います。
私の帰国子女時代はもう20年前!?(自分でビックリです!笑)にもなるのですが
日本に帰りたくて帰りたくて仕方のない日々でした。
毎日毎日、現地校に嫌々行っては、沈黙の日々。
周りは何を言っているのか、全く理解できず。
そのうち苦しささえも感じない軽い麻痺状態になっていました。
こんなもんだ、アメリカなんて、と諦めていました。
でも、朝ドラの「あまちゃん」でも春子さんが言っていましたけど
田舎が嫌いな人は東京行っても楽しめないし
田舎楽しめる人は、案外、東京行っても楽しめるんですよね。
結局今いる場所で楽しめなければ、どこに行っても楽しめないんですよね。
私も友人が出来てからは、それなりに帰国子女生活も楽しくなっていった記憶があります。
不平不満の生徒にも、早く友達ができてくれたらな、と思っています。
それまでは、不平不満しっかり聞いてあげたいと思っています。
帰国子女、なんだかお得なことばかり言われていますけれど
その得をするためには、相当な努力と根気が必要なんですよね。
帰国子女も楽じゃないんです。