アメリカ大嫌い!:帰国子女も楽じゃない | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

最近、日本から来た生徒たちが

巣鴨に通い英語の勉強をしています。

今までにも、数多くの渡米して間もない生徒たちが

巣鴨で英語を勉強していきました。


中には夏の数ヶ月で、英語が全くできない状態から

英検3級レベルにもっていった小学6年生の強者もいました。


さて、最近通い始めた生徒の1人が

アメリカについて不平不満をもらすんですね。

「もう日本に帰りたい、アメリカつまらない」と。

私は「そっかそっか」

と話を聞いていたのですが

私も帰国子女時代を振り返ってみると

こんな感じだったなぁ、と思います。


私の帰国子女時代はもう20年前!?(自分でビックリです!笑)にもなるのですが

日本に帰りたくて帰りたくて仕方のない日々でした。

毎日毎日、現地校に嫌々行っては、沈黙の日々。

周りは何を言っているのか、全く理解できず。

そのうち苦しささえも感じない軽い麻痺状態になっていました。

こんなもんだ、アメリカなんて、と諦めていました。



でも、朝ドラの「あまちゃん」でも春子さんが言っていましたけど

田舎が嫌いな人は東京行っても楽しめないし

田舎楽しめる人は、案外、東京行っても楽しめるんですよね。

結局今いる場所で楽しめなければ、どこに行っても楽しめないんですよね。


私も友人が出来てからは、それなりに帰国子女生活も楽しくなっていった記憶があります。

不平不満の生徒にも、早く友達ができてくれたらな、と思っています。


それまでは、不平不満しっかり聞いてあげたいと思っています。

帰国子女、なんだかお得なことばかり言われていますけれど

その得をするためには、相当な努力と根気が必要なんですよね。

帰国子女も楽じゃないんです。