先日、バンクーバー校舎で無事に勉強会も終わりました。
少人数ではありましたが
お母さんたちが積極的に質問をしたり
意見を交わしたり、有意義な勉強会であったと思います。
お母さんたちから要望があったのですが
私の母から、育児に関する話を聞きたい、とのことでしたので
母がオレゴンを訪ねた時にでも
是非ゲストスピーカーで招待したいと思っています。
ちょっと恥ずかしいですが。。。
さて、勉強会の時にに私の帰国子女時代の話をお伝えしたことを
ここにも記載したいと思います。
私は小学校4年生から3年間
アメリカのカリフォルニアに住んでいました。
2年程度たってアメリカに慣れ始めてからでしょうか
私は地元のサッカーチームに入りたいがために
土曜日の補習校をやめたいと父に伝えました。
そのとき、父は、私に理由を聞くと
簡単に却下。
子供ながらに納得がいかなかった私は
何回か頼みましたが
それも却下でした。
理由は、うちは日本に帰国するから、とのこと。
子供の私は、分からずや、と怒っていましたが
父は全く動じないため、私はあきらめました。
今思うと、父は確かに頑固でしたが
別に習い事などは比較的自由にさせてくれました。
それでも、日本人学校だけは駄目
と日本語の勉強が最優先、と父は決めていたこと。
また、私がどこまで本気でサッカーをしたかったのかを試していたのだと思います。
時はたって
高校3年生の時に、アメリカ留学を決めた時もそうでした。
私は父に何度も反対されました。
アメリカに留学しても日本の企業への就職は難しいこと。
アメリカで遊んでいるだけの留学生もいること。
日本の大学に進んでおく方が無難なこと。
色々と反対されましたが
私は何が何でもアメリカ留学したかったために
父を説得しました。
それこそ、色々と資料を集めたり
留学説明会に父を連れて行ったりと
私は本気でした。
その本気度を認めてくれた父は
そこまで本気なら、と留学を許してくれました。
以上の話から
もし子供が日本人補習校や塾をやめたいと言い始めたら
単に安易な道を選んだ上での選択肢なのか
それとも本気で他の道を模索しているのか
それを把握するためにも、親は信念をもって接するのが良いのではないでしょうか。
もちろん、各家庭において色々な家庭方針があるのだと思います。
ただ、人間というのは安易な道を進みたがるものです。
そこで、親が壁となり
本気ならこの壁を越えて見せなさい、と接するのもありなのかな、と思います。
そんな昔のことを思い出した勉強会でした。
今年こそは、お母さんの勉強会、定期開催目指したいと思います!