今回は11月18日の講義内容をまとめていく。
突然だが、私はここ数ヶ月の間一度も自宅でテレビを見ていない。
テレビがなくて見られないのではなく、見ようと思わないから見ないのだ。
テレビを見ない代わりに何を見ているのかというと、やはりYouTubeだ。
気軽にスマホで見られるし、自分の好きなコンテンツを好きな時に見ることができる。
それがYouTubeないし動画サイトの魅力だろう。
今の時代、自分本位であることが重要視されていると私は感じている。
YouTubeはそんな現代人にぴったりなコンテンツであると思う。
ガラケーにはワンセグ機能という携帯電話でテレビを見ることができる機能があった。
しかし、スマホにはその機能がない。
テレビが見れないとなると、人々は動画サイトでアップされているテレビ番組を見ようとする。
これによりYouTubeへのアクセス数が増えることになったという訳だ。
一昔前の人々の娯楽といえばテレビか映画だった。
だが映画はまだまだ衰退してしまった訳ではない。実は映画には他の動画メディアとは違った点があるのだ。
テレビやスマホの画面は媒体が自ら光っているが、映画はスクリーンに投影した光を私たちは見ている。
自然界において発光するものを見るのは人間にとって不自然なことらしい。
つまり映画は私たちが普段目にするものとして自然なようで、そのため感情移入しやすいそうだ。
これが映画の人気が衰えない理由の一つであるらしい。
私自身も映画館で見る映画が好きなので、それは人間工学的に理にかなっているのだなととても感心した。
ここで私もヘビーユーザーであるYouTubeの歴史を紹介する。
YouTubeは元々会社名であったのだが、2006年にGoogleが買収した際に元の会社名がそのままサイトの名前になった。
今では投稿動画の長さに制限はないのだが、昔は10分、15分が限界だったらしい。
そのため尖閣諸島沖での中国船衝突映像が6本に分けられてアップされたそうだ。当時結構話題になったことだから自分もよく覚えているのだが、その動画がYouTubeに複数分けられていたことは知らなかったため驚いた。
近年、ユーザー数も大幅に増え動画メディアの先頭を走っていると言っても過言ではないほど成長したYouTube。
そして新たに生まれた職業がある。それがYouTuberだ。
YouTuberとは、自分のチャンネルに投稿した動画の広告収入で生計を立てている人のことを一般的には言う。
人気YouTuberともなると一本の動画だけで結構な再生回数、収入を得られるようになる。
これがまさにYouTubeドリームだ。
私も動画を投稿するだけでお金が得られるならやってみたい!…と何度も考えたことがあるが、これといって特技がある訳でもなく顔出しするのも嫌なので結局何もできなかった…。
好きなことでお金を稼ぐというのは聞こえはいいが、売れるには相当苦労するだろう。
ただ自己満足な動画を投稿するだけでは駄目で、映像コンテンツとして面白くなければ売れない。
既存の内容でももちろん面白ければいいのだが、新し内容を開発するのも大切だろう。
中でも、テレビでやってないゲーム実況というカテゴリはYouTube上でとても人気がある。
テレビでは出来ないような企画も出来るのがYouTubeの魅力だ。
そんなYouTubeも大きくなるにつれて規制が厳しくなっていってるのが現状だ。
よく素人が既存の動画を編集して色々なまとめ動画などを投稿していたり、アーティストの音源がフルで入っている動画などをよく見かける。その動画に広告が付いていたら規約としてアウトな部分があるので大丈夫かと思ってしまうのだが、なんと収益が元の動画主、あるいはアーティストに入るようになっているらしい。
これからYouTuberを目指す方や、そうではないが映像編集に興味がある方には是非目を通していただきたい。
映像編集は感覚でやってしまいがちなのだがしっかり勉強が必要なのだ。
私もiPhoneユーザーなのでiMovieをよく使っている。
本当に基礎中の基礎みたいな編集ができるアプリだ。楽しい。
新たにコンテンツが増えればそれに関する新たな問題が出てきてしまう。
気軽さは危うさと紙一重でもある。
自己責任の重さが昔に比べて重くなった今だからこそ、コンテンツに対する十分な理解が必要だ。