うららかな街ゆくタクシー妻の声 広


タクシーgoでタクシーを呼び、妻と娘がかかっているI病院に行った。


うららかな陽気のせいか、車内で妻はよく喋った。娘とプーチン大統領のインタビューの話をすると、運転手さんの耳を気にして、ぼくの脇をコヅクけれど、小声で、そう差し障りのない範囲で話していた。妻の声に比べると可愛いものであった。


病院に思いのほか早く着き、娘は血液検査に向かい、戻って来て、備え付けの血圧計で血圧測定をしたが、二度三度してもエラーが出て、測れなかった。娘の腕は細く、そのせいなのかもしれないが、低カリウム血漿と言われているので、それが気になった。


今日は診てもらっている医師に、低カリウム血漿の専門医に回してくれるよう話をすると、娘が言っているので、その結果を待つことに。