窓ぎわでスマホ片手に日向ぼこ 広


おだやかな日差しが降りそそぎ、スマホ片手に窓ぎわで日向ぼこした。

ベランダのガラス戸を閉めれば温室のようなもので、ゆるりと時間を過ごすにはもってこいだが、体がふやけるような感じがし、怠け癖がつきそうだ。


昨夜、娘から「私の事は気にしないで」と言われた。娘の体調を心配して医療センターでのカテーテルによる脳内血管撮影をキャンセルしたのだが、娘は娘でいろいろ考えるところがあったらしく、その後、一人で医療センターに電話し、自分の体調を説明したうえで、検査入院する事を前提に早々に主治医の診察を受ける事にしたとの事であった。


それならぼくが何も言う事はなく、すべて娘に任せる事にした。ただ、病院の往復はタクシーを使うように言っておいた。