スティル・ライフ
池澤夏樹の『スティル・ライフ』
私の大好きな小説のひとつ。
調べもののために、ひさしぶりに手にとったのに
すごい吸引力でぐいぐい引き込まれる、
冒頭
そこにちりばめられた言葉
チェレンコフ光
星座の話、雪の話、山の話etc.
佐々井の話
自分で運べる荷物だけで暮らしている佐々井
スライドのプロジェクター
私がうだうだ並べなくてもいい
いい文章が裏表紙にあった
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ある日、ぼくの前に佐々井が現れてから、ぼくの世界を見る視線は変って行った。ぼくは彼が語る宇宙や微粒子の話に熱中する。佐々井が消えるように去ったあとも、ぼくは彼を、遥か彼方に光る微小な天体のように感じるのだ―――科学と文学の新しい親和。清澄で緊張にみちた抒情性。しなやかな感性と端正な成熟が生みだした、世界に誇りうる美しい青春小説の誕生。(中央公論新人賞 芥川賞 受賞作)
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またゆっくり読みなおそ。
ちなみにこの小説を初めて読んだのは高校生の時。
だけど、タイトルの意味を調べたのはけっこう最近
スティル・ライフ
still life
簡単な英語だから、そこらへんの意味だろうな...って思ってた。
でも、去年か一昨年実家でひさしぶりに手にした時
急に無性に気になりだして調べて、またヤラレタ..
スティル・ライフって
" 静物画 "
って意味なんだよ、
響いた。
*Le temps(ル・タン)は、時という意味。
