ブログネタ:自分の字、好き?
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子どものころ
毛筆を習っていました。
近所の友達と
歩いて10分くらいにある
おじいちゃん先生のとこ
部屋いっぱいに広がった
墨汁と習字紙の
匂い
子ども達の力作が
洗濯バサミで
はさまれて
洗濯物のように
いっぱいつるされていました。
習字が終わったら
コタツの入り
みかんを食べさせてもらっていました。
静かな部屋で
柱時計が
かちかちを
振り子をゆらしていました。
一度トイレをかりたことが
あるのですが、
木の扉にスライド式の
木の鍵があって
とってもレトロ。
手洗いは
庭につるされた
洒落た
手動手洗い器(下からボタンを
押すと一定の時間水がでるもの)
でするようにいわれました。
おもしろかったので
何度もやってみました。
手から溢れた水は
庭の草木に
そのまま垂れて
子どもながらに
合理的で画期的だと
感心しました。
どんな字を
どのように書くように
言われたかも
全く覚えていません。
毎週、上手だと
褒めてくれる
おじいちゃん先生と
やさしいおばあちゃん奥さんに
会うことが楽しみでした。
赤い墨汁で
5重○
をもらうと
とてもうれしかった。
この頃は
ボールペンで
乱雑に書くことに
慣れてしまった私
大切な書類を書くときには、
緊張してちょっとだけ
丁寧に書くようにしています。
そんなときに
決まって思い出すのは
墨汁の匂い
手動手洗い器のさわさわとした感覚
柱時計の音
みかんの甘い味
赤い5重○・・・
天国でもきっと
おじいちゃん先生と
おばあちゃん奥さんは、
あのレトロな家で
子ども達あいてに
習字を教えていると思います
。

。

がいて

