昨日、野口賢作の「傭兵ピエール」という漫画の最終巻を読みました。
自分はコミックで読んでいたので漫画が終ったのは随分と前なのですが(ウルトラジャンプにて連載)、いまさらレビューなぞ載せてみます。
この漫画は有名な100年戦争におけるフランスの救世主ジャンヌ・ダルクと出会ったフランスの傭兵隊長ピエールの半生を描いた佐藤賢一著の同名小説のコミカライズ版です。
自分はその小説を読んだ事は無いのですが、100年戦争自体に少し興味があったのと、野口さんの漫画は少年ジャンプで連載してたときから面白いと思っていたので読み始めました。(10年くらい前に「竜童のシグ」「BE TAKUTO~野蛮なれ~」などを連載・・・しかし、ことごとく20週以内に打ち切りになってます(ノД`))
そして、軽い気持ちで手をつけて・・・ハマリましたw
先に述べた通りこの漫画は100年戦争の末期より主人公であるピエールの視点を追う形式です。
ピエールは傭兵隊のシェフ(隊長)です。
当時の傭兵隊は仕事(戦争)の無い冬の時期などは盗賊をするか、逆に盗賊を退治するかで生計を立てる隊が多く、ピエールの隊も村を襲って越冬の準備をしたり、旅人を襲って金品を強奪したりしてました。(オイオイとんだ主人公だな(´Д`;))
そして、そのピエールが襲った旅人の中に、フランスを救うべく王国軍に馳せ様としていた若い救世主ジャンヌ・ダルクがいた・・・と言うところから物語は始まります。
さすが有名小説が原作なだけあって実に心踊る導入です(・w・)
内容も実に面白みがあり、さらに全4巻とお手ごろな冊数なので簡単に楽しめます。おすすめです(っ`・ω・´)っ
個人的に気に入ってる部分を抜粋すると・・・
中世の傭兵団の暮らし振りや素行の悪さ、隊伍を組んだ戦風景ですね。まあ、そこが肝なので当然なわけですがw
娼婦と傭兵の持ちつ持たれつの相互関係や戦場において死ぬか生きるか、儲けられるか儲けられないかのリスク&リターンを勘定する傭兵たちのしたたかさ。
そんな荒廃した戦争の時代を美しく書くわけで無く、かと言って醜悪に醜く描き殴る訳でもない画風。ただ淡々と事実を述べる様に荒い線画で描き綴られるエピソード・・・など、普通の時代劇には感じない強いリアリティなどがポイントかと。
(あくまで個人的な感想ですが^^;)
↓これから下はネタバレがあります、これから読むつもりの人は読まないほうがいいかもしれません
あと、人々のジャンヌ・ダルクに寄せる思いが神が生きていた時代を感じさせました。
彼女が居る事が大事だと作中でしつこく描写されている事なのですが、それ故に兵士たちは己の戦いに正義を感じ、勝利が神に約束されていると心酔できると繋がるわけです。
傭兵たちだって貴族たちだって勝てると思うから戦うわけですからね。
実際、カリスマってのは重要ですね( ̄ー ̄)
ただ、ちょっと残念なところ。
・・・なんで野口先生の漫画って後半でキングクリムゾンするんでしょう?
いや、むしろメイド・イン・ヘブン
ジャンヌ・ダルク救出後の話のスピードにはちょっとついていけなかった・・・やっぱりいつも通り打ち切りになってしまったのじゃろか?(´・ω・)
仮面の騎士とか新たな伏線をダイジェストで登場させるのはどうかと思たよ
正直。
あと、メッチャ楽しみにしてたジル・ド・レ元帥の登場がたった2コマってのが悲しかった・・・
でも、エンディングは良かったw
ジャネット(ジャンヌ)とピエールの夫婦は期待してたけど無理だろうと思っていたので意外すぎて新鮮でした(^ワ^)
あと、ピエール老け過ぎw
お貴族様に落ちついて甲斐性無くズボラに過ごすピエールと、何気にしっかり者のジャネット夫妻。実は若い頃となにも変わっていない二人と言うのが実にツボでしたw
そして、普通のロマンスならばお姫様を助け出した騎士は二人でいつまでも末永く暮らしましたで終っているはずのところである。
しかし、そこは傭兵ピエール・・・一筋縄じゃ行きませんw
ピエールは厳つい無精髭が立派に蓄えられた顎鬚に変わり、いつも不敵な強面の顔は柔和な老紳士の顔になり、獅子のように鍛えられた体躯はビール腹になって若い頃の面影が無くなってました。
ですが、やはりピエールはピエール・・・弟分ジャンの提案での出陣を決めたときの顔は、無敵の傭兵隊長ピエールの横顔でした ノ゜∀゜)ノ
今度小説版を読んでみようと思います。
あと、野口先生は現在ビジネスジャンプにて新しい漫画を連載中です。
今度コミックが出たら読んでみよ~
自分はコミックで読んでいたので漫画が終ったのは随分と前なのですが(ウルトラジャンプにて連載)、いまさらレビューなぞ載せてみます。
この漫画は有名な100年戦争におけるフランスの救世主ジャンヌ・ダルクと出会ったフランスの傭兵隊長ピエールの半生を描いた佐藤賢一著の同名小説のコミカライズ版です。
自分はその小説を読んだ事は無いのですが、100年戦争自体に少し興味があったのと、野口さんの漫画は少年ジャンプで連載してたときから面白いと思っていたので読み始めました。(10年くらい前に「竜童のシグ」「BE TAKUTO~野蛮なれ~」などを連載・・・しかし、ことごとく20週以内に打ち切りになってます(ノД`))
そして、軽い気持ちで手をつけて・・・ハマリましたw
先に述べた通りこの漫画は100年戦争の末期より主人公であるピエールの視点を追う形式です。
ピエールは傭兵隊のシェフ(隊長)です。
当時の傭兵隊は仕事(戦争)の無い冬の時期などは盗賊をするか、逆に盗賊を退治するかで生計を立てる隊が多く、ピエールの隊も村を襲って越冬の準備をしたり、旅人を襲って金品を強奪したりしてました。(オイオイとんだ主人公だな(´Д`;))
そして、そのピエールが襲った旅人の中に、フランスを救うべく王国軍に馳せ様としていた若い救世主ジャンヌ・ダルクがいた・・・と言うところから物語は始まります。
さすが有名小説が原作なだけあって実に心踊る導入です(・w・)
内容も実に面白みがあり、さらに全4巻とお手ごろな冊数なので簡単に楽しめます。おすすめです(っ`・ω・´)っ
個人的に気に入ってる部分を抜粋すると・・・
中世の傭兵団の暮らし振りや素行の悪さ、隊伍を組んだ戦風景ですね。まあ、そこが肝なので当然なわけですがw
娼婦と傭兵の持ちつ持たれつの相互関係や戦場において死ぬか生きるか、儲けられるか儲けられないかのリスク&リターンを勘定する傭兵たちのしたたかさ。
そんな荒廃した戦争の時代を美しく書くわけで無く、かと言って醜悪に醜く描き殴る訳でもない画風。ただ淡々と事実を述べる様に荒い線画で描き綴られるエピソード・・・など、普通の時代劇には感じない強いリアリティなどがポイントかと。
(あくまで個人的な感想ですが^^;)
↓これから下はネタバレがあります、これから読むつもりの人は読まないほうがいいかもしれません
あと、人々のジャンヌ・ダルクに寄せる思いが神が生きていた時代を感じさせました。
彼女が居る事が大事だと作中でしつこく描写されている事なのですが、それ故に兵士たちは己の戦いに正義を感じ、勝利が神に約束されていると心酔できると繋がるわけです。
傭兵たちだって貴族たちだって勝てると思うから戦うわけですからね。
実際、カリスマってのは重要ですね( ̄ー ̄)
ただ、ちょっと残念なところ。
・・・なんで野口先生の漫画って後半でキングクリムゾンするんでしょう?
いや、むしろメイド・イン・ヘブン
ジャンヌ・ダルク救出後の話のスピードにはちょっとついていけなかった・・・やっぱりいつも通り打ち切りになってしまったのじゃろか?(´・ω・)
仮面の騎士とか新たな伏線をダイジェストで登場させるのはどうかと思たよ
正直。
あと、メッチャ楽しみにしてたジル・ド・レ元帥の登場がたった2コマってのが悲しかった・・・
でも、エンディングは良かったw
ジャネット(ジャンヌ)とピエールの夫婦は期待してたけど無理だろうと思っていたので意外すぎて新鮮でした(^ワ^)
あと、ピエール老け過ぎw
お貴族様に落ちついて甲斐性無くズボラに過ごすピエールと、何気にしっかり者のジャネット夫妻。実は若い頃となにも変わっていない二人と言うのが実にツボでしたw
そして、普通のロマンスならばお姫様を助け出した騎士は二人でいつまでも末永く暮らしましたで終っているはずのところである。
しかし、そこは傭兵ピエール・・・一筋縄じゃ行きませんw
ピエールは厳つい無精髭が立派に蓄えられた顎鬚に変わり、いつも不敵な強面の顔は柔和な老紳士の顔になり、獅子のように鍛えられた体躯はビール腹になって若い頃の面影が無くなってました。
ですが、やはりピエールはピエール・・・弟分ジャンの提案での出陣を決めたときの顔は、無敵の傭兵隊長ピエールの横顔でした ノ゜∀゜)ノ
今度小説版を読んでみようと思います。
あと、野口先生は現在ビジネスジャンプにて新しい漫画を連載中です。
今度コミックが出たら読んでみよ~